今年の秋は何度か紅葉の名所と呼ばれる場所に訪れたのですが、紅葉の進み具合・色彩・時間・光などベストな状態の紅葉に出会うのに苦心しました。
紅葉の出来栄えは、夏の暑さ・晴れ日と雨の日のバランスがいいと綺麗な紅葉になるといいますが、自然のものゆえに人間の力ではコントロールできない領域になります。
紅葉のシーズンもそろそろ終わりかと思って向かった寺院では、最後に今年最高の紅葉を楽しむことが出来て大いに満足致しました。
寺院は山麓にひっそりと佇んでおり、近くの山々はスギなどの植林が少ないこともあり、落葉広葉樹が色づいて山々もとても綺麗でした。
総門から入ると参道には黄~橙~赤の紅葉が見られ、竹林との対比も美しい参道でした。
緩い石段や道の脇の石組の苔も実に風情があっていい雰囲気の寺院です。
御堂のある境内までの道は逆光になってしまいますが、竹林の間から光が差し込んできて、青空が広がってくれている。
この日は朝のうち曇っていたので心配したものの、到着する前に晴れ間が出てきて助かりました。
石段を登って境内地に入ると、鐘楼の周りには黄色や橙色や赤の紅葉の競演です。
まさに見頃の紅葉狩りとなり、カメラで撮影中の人が2~3名いるだけの紅葉の隠れスポットです。
落葉した葉もありましたが、境内は掃き清められて何ヶ所かに落葉がまとめられていて整備の良さを感じます。
集めた落葉は燃やされるのかどうかは分かりませんが、落ち葉で焚き火をして焼き芋を焼いてみるなんてのは風情がありますね。
境内にいくつも点在する紅葉はこの辺りが一番見頃となっており、紅いカエデも美しかったと思いますが、黄色い銀杏も綺麗に色づいていて美しい。
紅葉の名所とされる場所では、どうしても人が写り込んでしまいますが、ここではほぼ人がいないので気遣い不要でゆっくり出来ます。
大きな銀杏の木はフレームに納まりきらない大きさでしたが、見事に色づいています。
このサイズの大きな樹だと銀杏の実もたくさん収穫できるのでしょう。
あっと驚いたのと、ここへ来れたことの運の良さを感じたのは、銀杏の木が放生池にリフレクションで写り込んでいたこと。
合わせて睡蓮の葉の上に散らしたかのように紅いカエデの葉が落葉していたことです。
池の周囲は落葉した紅いカエデが絨毯のように色取り、水面には銀杏の木や睡蓮の葉や落葉したカエデの葉が浮かぶ奇跡のような光景が広がります。
また青空と空に漂うような雲も写り込んでおり、実際にある睡蓮や落葉と写り込んだ銀杏や青空がうまく融け込んでくれました。
これはクロード・モネの「睡蓮」の紅葉版だなとつぶやきたくなるような光景。
何年の何月/何日の何時/何分にしか見ることの出来ないベストなタイミングに恵まれて来訪できたことに大いに感謝します。
睡蓮の葉の上に散らしたように紅葉した落ち葉が浮かび、水面には青空と雲が写っています。
意図的に作った光景ではなく、自然にこういう光景となったと考えると、自然の面白さに感動を憶えます。
広角レンズを付けた一眼レフかミラーレスのカメラで撮ったらもっと綺麗な画像になったのでしょうね。
今年の紅葉を堪能できたひと時でした。
最後に石段横に会ったグラディエーションの綺麗なカエデを眺めて終わりとします。
晩秋の景色が終わると雪の季節。
昨冬は降雪量が少なかったと記憶していますが、今年の雪はどうなるのでしょうか。
降らないのも困りますし、降り過ぎるのも困る。ほどほどにお願いしたいところです。
紅葉の出来栄えは、夏の暑さ・晴れ日と雨の日のバランスがいいと綺麗な紅葉になるといいますが、自然のものゆえに人間の力ではコントロールできない領域になります。
紅葉のシーズンもそろそろ終わりかと思って向かった寺院では、最後に今年最高の紅葉を楽しむことが出来て大いに満足致しました。
寺院は山麓にひっそりと佇んでおり、近くの山々はスギなどの植林が少ないこともあり、落葉広葉樹が色づいて山々もとても綺麗でした。
総門から入ると参道には黄~橙~赤の紅葉が見られ、竹林との対比も美しい参道でした。
緩い石段や道の脇の石組の苔も実に風情があっていい雰囲気の寺院です。
御堂のある境内までの道は逆光になってしまいますが、竹林の間から光が差し込んできて、青空が広がってくれている。
この日は朝のうち曇っていたので心配したものの、到着する前に晴れ間が出てきて助かりました。
石段を登って境内地に入ると、鐘楼の周りには黄色や橙色や赤の紅葉の競演です。
まさに見頃の紅葉狩りとなり、カメラで撮影中の人が2~3名いるだけの紅葉の隠れスポットです。
落葉した葉もありましたが、境内は掃き清められて何ヶ所かに落葉がまとめられていて整備の良さを感じます。
集めた落葉は燃やされるのかどうかは分かりませんが、落ち葉で焚き火をして焼き芋を焼いてみるなんてのは風情がありますね。
境内にいくつも点在する紅葉はこの辺りが一番見頃となっており、紅いカエデも美しかったと思いますが、黄色い銀杏も綺麗に色づいていて美しい。
紅葉の名所とされる場所では、どうしても人が写り込んでしまいますが、ここではほぼ人がいないので気遣い不要でゆっくり出来ます。
大きな銀杏の木はフレームに納まりきらない大きさでしたが、見事に色づいています。
このサイズの大きな樹だと銀杏の実もたくさん収穫できるのでしょう。
あっと驚いたのと、ここへ来れたことの運の良さを感じたのは、銀杏の木が放生池にリフレクションで写り込んでいたこと。
合わせて睡蓮の葉の上に散らしたかのように紅いカエデの葉が落葉していたことです。
池の周囲は落葉した紅いカエデが絨毯のように色取り、水面には銀杏の木や睡蓮の葉や落葉したカエデの葉が浮かぶ奇跡のような光景が広がります。
また青空と空に漂うような雲も写り込んでおり、実際にある睡蓮や落葉と写り込んだ銀杏や青空がうまく融け込んでくれました。
これはクロード・モネの「睡蓮」の紅葉版だなとつぶやきたくなるような光景。
何年の何月/何日の何時/何分にしか見ることの出来ないベストなタイミングに恵まれて来訪できたことに大いに感謝します。
睡蓮の葉の上に散らしたように紅葉した落ち葉が浮かび、水面には青空と雲が写っています。
意図的に作った光景ではなく、自然にこういう光景となったと考えると、自然の面白さに感動を憶えます。
広角レンズを付けた一眼レフかミラーレスのカメラで撮ったらもっと綺麗な画像になったのでしょうね。
今年の紅葉を堪能できたひと時でした。
最後に石段横に会ったグラディエーションの綺麗なカエデを眺めて終わりとします。
晩秋の景色が終わると雪の季節。
昨冬は降雪量が少なかったと記憶していますが、今年の雪はどうなるのでしょうか。
降らないのも困りますし、降り過ぎるのも困る。ほどほどにお願いしたいところです。
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