「老後に夫と同居すると妻の死亡確率は2倍になる」との朝日新聞の記事があった。
asahi.com 2007年1月29日(月)03:03 http://www.asahi.com/life/update/0129/001.html
愛媛県東温市での60~84歳の男女約3100人の調査結果で、75~84歳では、女性は夫がいる方が、いない場合に比べて死亡リスクが2.02倍に高まった。一方、男性は妻がいる場合、いない場合に比べて0.46倍に下がっていた。60~74歳でも同様の傾向が見られたという。
調査した総合保健協会藤本医長は「夫が日常生活の多くを妻に依存している高齢者が多く、肉体的にも精神的にも妻には夫の存在が負担になっている。一方で、妻に先立たれると夫は身の回りのことを助けてくれる存在を失い、逆に死ぬ危険性が高まる。夫が家事などを覚えて自立することが大切だ」と話す。
私が愛読する「志村建世のブログ」 http://pub.ne.jp/shimura/?entry_id=520398 1月29日には、
「妻への最良のプレゼントが夫の早死にでは、身も蓋もありません。・・・・・生活習慣で負担をかけていないかどうか、見直すことにしましょう。・・・・・この記事にも、一つだけいいことがありました。それは、自分の死後にも、妻には豊かで自由な老後がありそうだということです。」
とありました。
たしかに、以前から夫を亡くした妻は長生きするとの話はあって、身近でもそんな例は幾つか散見します。しかし、これは夫が亡くなったあとの話で、夫婦そろっているときに夫が居るために妻の死亡率が2倍になるなんて考えてもいませんでした。しかし、同い年の高齢の女性で、夫が既に居ないでのびのびしている女性に比べ、夫の面倒を見ている女性の死亡率が高いと言われれば、そうかなと思わざるを得ません。
しかし、これは高齢者の話で、まだ高齢者ではない私には関係ありません。いや、確かに一歩手前ではありますが、一応、食事の後片付けはしてますし、ほかの事はこれから徐々にやっていこうと思っていますし、いきなりすべて自分でやってしまうと、連れ合いの気がぬけないかと、それだけが心配ですし。・・・・・分かりました! そもそも四六時中だと私の存在自体が連れあいにはプレッシャーで、なんだかうっとうしいことは理解しています。だから、それを補うためにも何か連れ合いの負担を軽減することを具体的に実行するようにしましょう。一人で散歩でも行くかな? 違う?