hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

知床旅行 1

2008年09月22日 | 観光
9月17日から19日まで北海道の知床に旅行した。既存のツアーは、知床のほか、阿寒湖などいくつかを回るので、スローペースの我々年寄り夫婦には厳しい。結局、フライト、ホテルとレンタカーの予約のみを旅行社に頼んだ。

30年以上前だが、YS21で釧路まで飛び、列車とバスで道東を一週間ほど旅行したことがあった。しかし、交通の連絡が上手く行かず、そこいらじゅうで待ち時間となり往生した。やはり北海道はレンタカーか、ツアーバスだ。

おまけにこのときは、帰りのフライトを予約してなかったので、釧路空港のキャンセル待ちで2日つぶした。
最初の日は朝早く空港へ行ってキャンセル待ちの申込をし、まあ、そのうちと、時間を見て近くのタンチョウ鶴などを見て余裕だった。ところが、次々と現れる団体客で狭いYS11はすぐ満席になってしまい、順番がなかなか進まない。夕方になって「今日はここまで」と言われたときは呆然。
しかたなく、その日の夜は釧路市内のホテルをとって一泊し、翌朝早く空港に行った。この日も順番は遅々として進まず、ただただ空港で座って待って夕方になった。またホテルで一泊しても翌日も保証はない。
ならばと、夜行で釧路から札幌に出て、朝から千歳空港でキャンセル待ちをした。待っている人の多さにビビッタが、さすがジャンボ、ずらりと並ぶキャンセル待ちの列がどんどん前に進む。午後には飛行機に乗れて、なんとか羽田に戻れた。


今回は羽田からエアバスA300-600Rで網走近くの女満別空港へ飛んだ。約300席(それでA300という)ほどの座席はほぼ満杯だ。一日3便とはいえ、網走あたりに行く人がそんなにいるとは(失礼)。



後ろの席の女の子が、「ああ、めまんべつ って読むんだ!」と言った。オイオイ行き先だぜ!たしかに北海道の地名は読みにくいけどね。

空港の建物を出るとそこには田舎の香水の匂いが。さすが、網走、女満別。
近くで予約済みのレンタカーを借りた。トヨタのプリウスだ。ほとんど個人旅行だが、一応ツアーになっていて、その名は、エコヴァカンス北海道3日間となっていた。ハイブリッド車というだけでエコとは恥ずかしい。
ハイブリッド車は初めてだが、結果として、3日間、280 kmを走ってリッター33 kmは立派だ。ガソリンメータがほとんど減らず、故障かと思った。



また、さすが北海道は広々として心地よく、街中を外れれば、道はまっすぐで、ゆるい起伏があり、オーストラリアを思い出した。



道はまっすぐだし、エンジン音が小さすぎで、ついついスピードが出てしまう。道端の頭上に赤い矢印がある。良く見ると、ずらりとならんでいる。雪に埋もれたときに道の端を示すマークではないかと推測する人が隣にいたが、本当?




道の脇の農家にはカマボコ型の納屋(?)が多い。もっと小型で簡単なものだったが、昔々の進駐軍(分かります?)の宿舎だったワシントンハイツ(現代々木公園)にあったカマボコ兵舎を思い出した。
参考:私のブログ「バンクーバーの向こうにワシントンハイツを見る





今夜の宿、ウトロの手前にあるオシンコシンの滝に寄った。アイヌ語で「そこにエゾ松の群生する所」の意味だそうだ。日本の滝百選に選定されたそうで、高さ50mと、なかなか迫力がある。





ナビの威力で迷うことなくホテルに着いた。明日は、観光船で知床半島を海から見る。







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