今年も北海道冬まつりの季節がやってきた。
道内のどこを回るにせよ北海道へは行くわけだから、往復の飛行機ぐらいは早めに押さえてもいいのだが、早割などで予約をした後、万が一予定が変更になっても味がわるいので、意外とグズグズしてしまう。ことにここ数年はそうだ。そんなわけで、飛行機の便を確認したのは1月下旬だった。
今年は11日(金・祝)~13日(日)が3連休なので、道内の冬まつりも、13日までが多いようだった。当然私も3連休を旅行に充てる。
私は「さっぽろ雪まつり」のフィナーレを見るのを毎年の楽しみとしているので、帰京は必然的に14日(月)の午前になる。そこで各航空会社の便を確認すると、AIR DOの「DOバリュー・レベルC」(変更不可)が15,100円だった。これを予約・購入する。ここまではよい。
しかし問題は往路で、11日の午前便はハナから除外し、10日(木)の夜便を探したのだが、各会社とも満席だった。私はANAの株主優待券を持っているので、とりあえず夜便の通常料金で、空席待ちをしておいた。
しかし数日経っても、ANAから一向に連絡(メール)が来ない。JALが上場廃止をしたので、その株主がANAに流れたのだろうか。そこで改めてANAのサイトを見ると、株主優待券を利用する場合は、「通常料金」の枠ではなく、「株主優待利用」の枠から予約しなければいけないことがわかった。私は再び予約をし直す。ああ…これで数日間の空席待ちがムダになってしまった。
ついでに10日・ANAの夕方発の便を見てみると、17:00発の073便は、「株主優待」に6席の空きがあった。ここで予約だけでもしておけばよかったのだが、もう1日待ってみよう、とのんびりしたのが疑問手だった。
翌日にサイトを開くと、073便は満席になっていた。やばい…。今年の3連休はホント、異常な混み具合である。もう猶予はない。私はその1時間前の16:00発071便を予約した。仕事を早めに切り上げることになるが、やむを得ない。オヤジに文句を言われたら、そのときはそのときである。
なおチケットの購入は、株主優待券利用なので当日購入となる。つまり便の変更も可、というわけで、こんなことなら17:00の便をとっとと予約しておけばよかったのだ。
私もけっこう飛行機は予約しているが、いまだにこんな調子で、どこか抜けている。
次に宿泊場所である。11日・12日はネットカフェに旅装を解くことになるだろうから、予約は不要。問題は10日だ。
その前に今回は「三連休パス」を購入する予定である。これはJR北海道の企画切符で、道内の普通列車を3日間乗り放題で6,600円というものだ。昨年買えなかったこの切符を、今年は意地でも利用したい(この辺の事情は、昨年の旅行記を参照のこと)。
これは11日~13日の利用だから、10日はあまりJRを利用したくない。そのぶんを翌日に回せば、おカネはかからないからだ。
そうなると宿泊場所もおのずと限られてくる。千歳だ。千歳近辺がいちばんいい。宿泊サイトを調べ、「ホテル日航千歳」を予約する。キャンペーン中で素泊まり3,900円。最寄駅への無料送迎もあり、まずまずの値段であろう。
これで最低限の旅行準備はできた。そして今年の旅行日程をオヤジに伝えたのが今月7日である。ところが…。10日は16:00羽田発だから何か言われるかと思ったら、
「(仕事は忙しくないから)10日は昼から休みでいいぞ」
と言われ、ズッコケた。昨年末に注文がドバッと入り、年末年始はそこそこの忙しさだったが、2月になって早くも峠を越えてしまったのだ。しかしこちらだって、「はいそうですか」と半休にしてもらうわけにはいかない。いつも私ばかり休んでいるので、遠慮してしまう。それに10日のANAは、すでに全便満席になっていた。
そして9日(水)の夜。念のためANAのサイトを開いてみると、17:00発073便に1席キャンセルが出ていて、ビックリした。また、それより前の便にも、いくつかキャンセルがあった。搭乗2、3日前にキャンセルが出る、というのは飛行機に限らずJRでもよくあることだが、今回は観念していただけに、意外だった。
私は早速17:00発073便に振り替える。ところが予約を完了すると、今度は19:30発079便にもキャンセルが出ていた。09:30発の057便にも1席空きがある。
19:30発の便なら1ヶ月前の思惑どおり。だが現状では、09:30発057便に搭乗しても、仕事上は何の障害もないのだ。しかし少考の末、やはり私は19:30発の079便に振り替えることにした。たとえ仕事が忙しくなくても、やるべき仕事はある。それにいまから行程を変えると、着替えの準備や何やらで忙しない。また10日の宿も千歳というわけにいかないから、ホテル日航千歳にもキャンセルを入れなければならない。しかしキャンセル料の有無にかかわらず、一度決めた宿は極力変えない、というのは私のポリシーだから、このキャンセルはあり得ない。
結局、私は19:30の便で行くことにした。私もヘンなところでバカ正直だが、それでいい。11日~13日の3日間はかなり短く、あっちもこっちも観光しようとするなら、相当タイトなスケジュールになるが、まあそれも旅の楽しみと、割り切った。
10日 ANA 079便 東京/羽田19:30→札幌/千歳/21:10
10日 ホテル日航千歳 20:30チェックイン予定(当然ながら、変更することになる)
14日 AIR DO 012便 札幌/千歳08:00→東京/羽田09:35
こうして往復の正式な日程が決まり、その夜は何の憂いもなく、床についた。
(つづく)
道内のどこを回るにせよ北海道へは行くわけだから、往復の飛行機ぐらいは早めに押さえてもいいのだが、早割などで予約をした後、万が一予定が変更になっても味がわるいので、意外とグズグズしてしまう。ことにここ数年はそうだ。そんなわけで、飛行機の便を確認したのは1月下旬だった。
今年は11日(金・祝)~13日(日)が3連休なので、道内の冬まつりも、13日までが多いようだった。当然私も3連休を旅行に充てる。
私は「さっぽろ雪まつり」のフィナーレを見るのを毎年の楽しみとしているので、帰京は必然的に14日(月)の午前になる。そこで各航空会社の便を確認すると、AIR DOの「DOバリュー・レベルC」(変更不可)が15,100円だった。これを予約・購入する。ここまではよい。
しかし問題は往路で、11日の午前便はハナから除外し、10日(木)の夜便を探したのだが、各会社とも満席だった。私はANAの株主優待券を持っているので、とりあえず夜便の通常料金で、空席待ちをしておいた。
しかし数日経っても、ANAから一向に連絡(メール)が来ない。JALが上場廃止をしたので、その株主がANAに流れたのだろうか。そこで改めてANAのサイトを見ると、株主優待券を利用する場合は、「通常料金」の枠ではなく、「株主優待利用」の枠から予約しなければいけないことがわかった。私は再び予約をし直す。ああ…これで数日間の空席待ちがムダになってしまった。
ついでに10日・ANAの夕方発の便を見てみると、17:00発の073便は、「株主優待」に6席の空きがあった。ここで予約だけでもしておけばよかったのだが、もう1日待ってみよう、とのんびりしたのが疑問手だった。
翌日にサイトを開くと、073便は満席になっていた。やばい…。今年の3連休はホント、異常な混み具合である。もう猶予はない。私はその1時間前の16:00発071便を予約した。仕事を早めに切り上げることになるが、やむを得ない。オヤジに文句を言われたら、そのときはそのときである。
なおチケットの購入は、株主優待券利用なので当日購入となる。つまり便の変更も可、というわけで、こんなことなら17:00の便をとっとと予約しておけばよかったのだ。
私もけっこう飛行機は予約しているが、いまだにこんな調子で、どこか抜けている。
次に宿泊場所である。11日・12日はネットカフェに旅装を解くことになるだろうから、予約は不要。問題は10日だ。
その前に今回は「三連休パス」を購入する予定である。これはJR北海道の企画切符で、道内の普通列車を3日間乗り放題で6,600円というものだ。昨年買えなかったこの切符を、今年は意地でも利用したい(この辺の事情は、昨年の旅行記を参照のこと)。
これは11日~13日の利用だから、10日はあまりJRを利用したくない。そのぶんを翌日に回せば、おカネはかからないからだ。
そうなると宿泊場所もおのずと限られてくる。千歳だ。千歳近辺がいちばんいい。宿泊サイトを調べ、「ホテル日航千歳」を予約する。キャンペーン中で素泊まり3,900円。最寄駅への無料送迎もあり、まずまずの値段であろう。
これで最低限の旅行準備はできた。そして今年の旅行日程をオヤジに伝えたのが今月7日である。ところが…。10日は16:00羽田発だから何か言われるかと思ったら、
「(仕事は忙しくないから)10日は昼から休みでいいぞ」
と言われ、ズッコケた。昨年末に注文がドバッと入り、年末年始はそこそこの忙しさだったが、2月になって早くも峠を越えてしまったのだ。しかしこちらだって、「はいそうですか」と半休にしてもらうわけにはいかない。いつも私ばかり休んでいるので、遠慮してしまう。それに10日のANAは、すでに全便満席になっていた。
そして9日(水)の夜。念のためANAのサイトを開いてみると、17:00発073便に1席キャンセルが出ていて、ビックリした。また、それより前の便にも、いくつかキャンセルがあった。搭乗2、3日前にキャンセルが出る、というのは飛行機に限らずJRでもよくあることだが、今回は観念していただけに、意外だった。
私は早速17:00発073便に振り替える。ところが予約を完了すると、今度は19:30発079便にもキャンセルが出ていた。09:30発の057便にも1席空きがある。
19:30発の便なら1ヶ月前の思惑どおり。だが現状では、09:30発057便に搭乗しても、仕事上は何の障害もないのだ。しかし少考の末、やはり私は19:30発の079便に振り替えることにした。たとえ仕事が忙しくなくても、やるべき仕事はある。それにいまから行程を変えると、着替えの準備や何やらで忙しない。また10日の宿も千歳というわけにいかないから、ホテル日航千歳にもキャンセルを入れなければならない。しかしキャンセル料の有無にかかわらず、一度決めた宿は極力変えない、というのは私のポリシーだから、このキャンセルはあり得ない。
結局、私は19:30の便で行くことにした。私もヘンなところでバカ正直だが、それでいい。11日~13日の3日間はかなり短く、あっちもこっちも観光しようとするなら、相当タイトなスケジュールになるが、まあそれも旅の楽しみと、割り切った。
10日 ANA 079便 東京/羽田19:30→札幌/千歳/21:10
10日 ホテル日航千歳 20:30チェックイン予定(当然ながら、変更することになる)
14日 AIR DO 012便 札幌/千歳08:00→東京/羽田09:35
こうして往復の正式な日程が決まり、その夜は何の憂いもなく、床についた。
(つづく)