フリークラス10年目の中尾敏之五段は今年度好調で、1月まで15勝7敗。3日は竜王戦で所司和晴七段と戦い、見事勝利した。
では、今年度の成績を記そう(星の○●は中尾五段から見たもの)。
5月9日 第30期竜王ランキング戦6組昇級者決定戦1回戦 ○木下浩一七段
6月1日 第30期竜王ランキング戦6組昇級者決定戦2回戦 ○堀口弘治七段
6月8日 第89期棋聖戦一次予選1回戦 ●小林宏七段
6月14日 第3期叡王戦五段戦1回戦 ○金沢孝史五段
7月24日 第30期竜王ランキング戦6組昇級者決定戦3回戦 ●牧野光則五段
7月30日 第26回銀河戦予選1回戦 ○室岡克彦七段
7月30日 第26回銀河戦予選決勝 ●村山慈明七段
8月1日 第3期叡王戦五段戦2回戦 ●高見泰地五段
8月9日 第59期王位戦予選1回戦 ○室岡克彦七段
8月31日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○上田初美女流三段
8月31日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○野月浩貴八段
9月5日 第59期王位戦予選2回戦 ●佐々木勇気六段
9月11日 第66期王座戦一次予選1回戦 ○木下浩一七段
10月3日 第66期王座戦一次予選2回戦 ●高野秀行六段
10月19日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○門倉啓太五段
11月14日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ○高橋道雄九段
12月14日 第31期竜王ランキング戦6組1回戦 ○香川愛生女流三段
12月21日 第11回朝日杯将棋オープン戦二次予選1回戦 ○佐藤康光九段
12月21日 第11回朝日杯将棋オープン戦二次予選決勝 ●高見泰地五段
12月25日 第44期棋王戦予選1回戦 ○川上猛七段
1月11日 第68期王将戦一次予選1回戦 ○中座真七段
1月23日 第44期棋王戦予選2回戦 ○飯塚祐紀七段
2月3日 第31期竜王ランキング戦6組2回戦 ○所司和晴七段
以上、16勝7敗である。順位戦への復帰規定はいくつかあるが、今の中尾五段に該当するのは、
「年度に『参加棋戦数+8』勝以上の成績を挙げ、勝率6割以上」
で、この計算だと18勝12敗、すなわち残り2勝5敗で昇級となる。
やや引っ掛かるのが竜王戦で、今年度は第30期と31期、2つ指しているが、この扱いはどうなのだろう。同様のケースだった熊坂学五段の時は1棋戦で計算したので、今回もそれに倣っているのだが…。
今年度の残りの対局は以下の通り。
第31期竜王ランキング戦6組3回戦 牧野光則五段
(準決勝までに負けた場合)6組昇級者決定戦
第68期王将戦一次予選2回戦 宮田敦史六段
第44期棋王戦予選3回戦 日浦市郎八段or真田圭一八段
第68回NHK杯テレビ将棋トーナメント予選
世間は藤井聡太五段の昇級昇段で沸いているが、その陰で誰にも注目されることなく、小便をチビる思いで順位戦復帰を目指している棋士がいる。私には彼の勝敗を見届けるほうが、よほどエキサイティングである。
ガンバレ、中尾先生。あと2勝である。
では、今年度の成績を記そう(星の○●は中尾五段から見たもの)。
5月9日 第30期竜王ランキング戦6組昇級者決定戦1回戦 ○木下浩一七段
6月1日 第30期竜王ランキング戦6組昇級者決定戦2回戦 ○堀口弘治七段
6月8日 第89期棋聖戦一次予選1回戦 ●小林宏七段
6月14日 第3期叡王戦五段戦1回戦 ○金沢孝史五段
7月24日 第30期竜王ランキング戦6組昇級者決定戦3回戦 ●牧野光則五段
7月30日 第26回銀河戦予選1回戦 ○室岡克彦七段
7月30日 第26回銀河戦予選決勝 ●村山慈明七段
8月1日 第3期叡王戦五段戦2回戦 ●高見泰地五段
8月9日 第59期王位戦予選1回戦 ○室岡克彦七段
8月31日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○上田初美女流三段
8月31日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○野月浩貴八段
9月5日 第59期王位戦予選2回戦 ●佐々木勇気六段
9月11日 第66期王座戦一次予選1回戦 ○木下浩一七段
10月3日 第66期王座戦一次予選2回戦 ●高野秀行六段
10月19日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○門倉啓太五段
11月14日 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ○高橋道雄九段
12月14日 第31期竜王ランキング戦6組1回戦 ○香川愛生女流三段
12月21日 第11回朝日杯将棋オープン戦二次予選1回戦 ○佐藤康光九段
12月21日 第11回朝日杯将棋オープン戦二次予選決勝 ●高見泰地五段
12月25日 第44期棋王戦予選1回戦 ○川上猛七段
1月11日 第68期王将戦一次予選1回戦 ○中座真七段
1月23日 第44期棋王戦予選2回戦 ○飯塚祐紀七段
2月3日 第31期竜王ランキング戦6組2回戦 ○所司和晴七段
以上、16勝7敗である。順位戦への復帰規定はいくつかあるが、今の中尾五段に該当するのは、
「年度に『参加棋戦数+8』勝以上の成績を挙げ、勝率6割以上」
で、この計算だと18勝12敗、すなわち残り2勝5敗で昇級となる。
やや引っ掛かるのが竜王戦で、今年度は第30期と31期、2つ指しているが、この扱いはどうなのだろう。同様のケースだった熊坂学五段の時は1棋戦で計算したので、今回もそれに倣っているのだが…。
今年度の残りの対局は以下の通り。
第31期竜王ランキング戦6組3回戦 牧野光則五段
(準決勝までに負けた場合)6組昇級者決定戦
第68期王将戦一次予選2回戦 宮田敦史六段
第44期棋王戦予選3回戦 日浦市郎八段or真田圭一八段
第68回NHK杯テレビ将棋トーナメント予選
世間は藤井聡太五段の昇級昇段で沸いているが、その陰で誰にも注目されることなく、小便をチビる思いで順位戦復帰を目指している棋士がいる。私には彼の勝敗を見届けるほうが、よほどエキサイティングである。
ガンバレ、中尾先生。あと2勝である。