一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行2018・8

2018-02-27 00:51:17 | 旅行記・北海道編
「極寒チア」は2人構成。それぞれ2本の棒を手にし、「ア・サ・ヒ・カ・ワ」と作る。それを見て思い出したのだが、彼女らは昨年も出場していた。
彼女らはフリーアナウンサーで、旭川の観光大使もやっている。それはいいのだが、東京の新橋などで、通勤のサラリーマン相手にパフォーマンスをやることもあるという。彼女らの本拠地はどこなのだろう。
ステージではさらに、別のチア1人と戦隊ヒーローが加わり、異色のチアとなった。
私は大人数でのパフォーマンスを期待していたのでやや寂しかったが、それでも楽しめた。
2月は陽も伸びてきたが北海道の日暮れは早く、もう空が暗くなってきた。
残る見どころは、19時からの「LOVE&PEACE~Heartful Night~」。いつものプロジェクションマッピングと打ち上げ花火である。







それまで時間があるので、平和通買物公園に戻る。が、3代目京ラーメンに行くと休みで、「定休日 第1、第2日曜日」の看板が出ていた。これは予期しなかった展開で、さすがに落胆する。昨年店に入れたのは、土曜日だったからと気付いた。
気を取り直して、旭川フードテラスの「そば処・花の家」に入る。大もり700円(+税)は安くはなかったが、蕎麦はツルツルとしていて、美味かった。
河畔会場に戻ると、和太鼓の演舞をやっていた。これも冬まつりイベントの定番で、聴いているだけで体が暖かくなる。





18時半からは津軽三味線の演舞があり、いよいよ「LOVE&PEACE~Heartful Night~」の時間となった。
私(たち)は後方のコテージに登る。ここからの眺めが素晴らしいのだ。
定刻になり、大雪像にプロジェクションマッピングが映し出され、レーザー光線が乱舞した。もう見慣れてしまったところもあるが、それでも感動的だ。
さらに大花火が打ち上げられる。冬の花火は寒そうだが、夏に花火を愛でる日本人が珍しいのだ。
空は強風が吹いていて、大輪の花が風に流される。しかし天候にケチはつけられない。それでも花火は綺麗だった。



19時からは「I SCREAM DANCE MUSIC FESTIVAL」だ。何かの歌の祭典らしいが、今年はこれで観戦終了とする。ブルゾンちえみは拝見できなかったが、チアを堪能できたから、良しとしようか。
平和通買物公園に戻って、氷像の鑑賞である。色とりどりにライトアップされて、やはり氷像は夜がいいと思う。しかし熱心に鑑賞している観光客はパラパラだ。
今の時間、ふつうの旅行者は豪勢な食事を摂っているか飲みに出ているか、ホテルでのんびりしているかなのだろう。私がアクティブすぎるのかもしれない。
このままホテルにチェックインしてもいいのだが、たまたま目に入ったラーメン屋があったので、入った。「家系」で、私はしょうゆラーメンをオーダーする(750円)。
これが北海道らしい脂ギットリ系で、若干とまどった。麺がちょっと短い気がしたが、あんなものか。
スープに脂の固まりが浮いているのがアレだが、壁際に「スープを全部飲み干したら云々」の貼り紙があり、つい最後まで飲んでしまった。
帰る際は何ももらわなかったが、摂取カロリーが気になった。











「東横イン旭川東口」にチェックインする。今回は宿泊料が3,456円と安かったので、予約時に有料ビデオも申し込んでおいた。これが500円という安さ。東横インはテレビも大きいので、元は取れるとフンだ。
部屋に入って、ビデオの項目を見る。ピンク系番組は、ビデオ放映されているものと、好きなソフトを見放題のものがある。
いわば受動的と能動的に分かれるのだが、視聴者としてはソフトが選べて一時停止や早送りができる後者が断然いい。東横インはむろん後者だった。
早速鑑賞に入るが、意外にこれといった作品がない。そんな中でも、春原未来(すのはら・みき)と加藤あやのは気に入った。
一段落して、「さっぽろ雪まつり」のプログラムを調べてみる。すると、今日以降にブルゾンちえみの出演はなかった。
だが、陸上自衛隊第11音楽隊のコンサートは、11日に行われていた。この鑑賞も毎年の定番だっただけに、残念だ。
Natsuki&ブライトサッポロのゴスペルライブは12日午後6時から。例年よりちょっと早く、ということはこの前後の時間に小樽運河へ出向くことはできなくなった。まあよい、小樽は最終13日に訪れようと思う。
冬の北海道旅行も折り返し点を過ぎ、そろそろ現実に戻る準備をしなければならない。だけど帰京したって何の楽しみもないわけで、私はいよいよ追い込まれてきた。

翌12日(月・祝)。前日の検討により、今日は「第69回さっぽろ雪まつり」の鑑賞のみ。
朝は例によってホテルで朝食である。旭川駅前一条通店とほぼ同じメニューだったが、これはしょうがない。美味しくいただいた。
さて札幌までは中央バスを利用する。JRも利用したいが、高速バスの安さは魅力だ(2,060円)。
高速バスはこの時間20分ヘッドで、次は09時20分の出発だ。私は左の窓際の席に座った。今日も大きな天気の崩れはないようで、何よりである。
途中の停留所で何人か乗ってきた。子供連れの母子は並んで座りたいふうだったが、2人分空いている席がない。お母さんは私の前の通路側の席に座ると、補助席を出して、そこに子供を座らせた。
こういう場合、私はどうすればいいのだろう。私がお母さんに言って、彼女と席を交換してあげれば、すべてうまくいく。しかしそれは出しゃばりではないか。
前のオバサンだって、私が来たら迷惑だろう。
そんなことを考えていたら、眠ってしまった。
…起きると、前の補助席にはオバサンが座っていた。そして窓際、つまり私の前の席には、子供が座っていた。きっと、オバサンが席を替えてやったのだろう。
オバサンはとてもいいことをした。対して私は見て見ぬフリをしたわけで、やや自己嫌悪に陥った。
11時28分、バスは定刻より2分早く「時計台前」に着いた。例年通り、ここで下車する。3日ぶりの札幌である。
札幌ももちろん雪が多かった。札幌時計台が見えてくると、屋根が白くなっていた。それはそれで趣があり、見入ってしまう。観光客も多く、みな記念写真を撮っている。



私は反対側の建物の2階テラスに上る。ここは無料でお邪魔できるのだが、あまり人が来ない。
しばしのんびり鑑賞していたが、タクシーの運転手がお客を連れてきたので、私は1階に下りた。
しばし歩くと、大通公園が見えてきた。いよいよ30回目のさっぽろ雪まつり鑑賞である。
(3月2日につづく)
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