小樽運河の温度塔は1.6℃を示している。道理で「暖かい」わけだ。
実はきょうが「第25回小樽雪あかりの路」初日で、これから開会式が始まるのだった。こんなことを毎回やっているとは知らなかった。
お偉方が集まり、ものものしい雰囲気である。その道のプロの女性の進行で、開会式が始まった。しかしいつまでもごちゃごちゃやっていて、全然「撮影スポット」が空かない。いまが黄昏時で、これから絶好の撮影タイムになるのに、まったくイライラする。
しょうがないから、脇の歩道を通り、西側に進むことにする。ここの地面も当然、雪が薄い。
左の壁際には、市民手作りのアイスキャンドルがある。ただ初日なので、まだ制作中のところもある。
辺りはすっかり暗くなり、私は撮影スポットで何枚か写真を撮る。だけど例年に比べると、漆黒の闇だ。要するに周りの灯りが乏しいのだ。あいや、それとも私がカメラのフラッシュを焚いていなかったからだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/55/657b7ec07b494ff4c962453d458cc06e.jpg)
もうやることがないので、小樽駅方面に向かう。その途中に旧手宮線会場があり、こここそ、地元民の工夫を凝らしたアイスキャンドルが鑑賞できる。
ところが、そこはまだ開場していなかった。奥まで真っ暗である。ここで有志による焼き餅やじゃがいもをいただくのも楽しみだったのだが、やってなければしょうがない。どうも今年は、すべてに悪い目が出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/61/544e42f6176cf149dfaee71f014cd107.jpg)
まあよい、時間が空いてもやることはいっぱいある。私は18時00分発の快速エアポート186号に乗った。
タイム34分で札幌に着き、再び大通会場へ出向いた。雪像鑑賞は、昼は明るすぎるので実は適さない。ライトアップされた夜がいいのである。
西2丁目には、ライトアップされた初音ミクが浮かび上がり、ミクファンが集っている。前回までは会場の西、10丁目前後でひっそりとやっていたから、大躍進だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f5/0c0e3d55659594864e5ae892d5f2a111.jpg)
そして初音ミクといえば専用グッズが有名だが、私はちょっと外れて、赤十字制作の初音ミククリアファイルを購入している。オリジナルモノは数百円するが、赤十字版は1枚200円だ。ただ「募金扱い」なのでお釣りはもらえず、ちょうどの金額を払わなければならない。今年は6種類残っていたので、全種類を買った。
市民の広場は、サッカーの長友祐都像もライトアップされている。昨年「ブラボー」の流行語で有名になっての起用だが、この雪像は似ているのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c6/454936dcf9ad6636367e6cbc7199bb57.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/de/1d9db57dd4ddf86956154542de7a2f6f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/cb/cb322bea397d5b1aa70ee3082b5fb52f.jpg)
「すすきの氷の祭典」にも行く。ここの氷像も毎回おなじみで、鮭、昇り竜、、暴れ馬、ワシあたりが定番である。そして女性像も多いのだが、今年はほとんどなかった。
あとは大通公園に戻りオフィシャルグッズを買うのみである。現地に着いたが、缶バッジは300円に値上げされており、買う気が起こらなかった。公式絵ハガキは500円から550円に値上げされたうえ、内容量も16枚から8枚に半減した。雪像が少なかったこともあるが、これはあんまりである。
もっとも絵ハガキは、若いころなら旅先で知り合った女性に送ったものだが、いまはハガキを使うわけでもなく、実行委員会への寄付の意味合いがあるから、まあよい。1冊購入した。
各丁目ではプロジェクションマッピングが花ざかりだ。これは事前にプログラミングすれば手間が掛からないわけで、総合的に見て経費の節約になる。いつも壇上に誰かがいたひと昔前とは、隔世の感がある。どうも、味気なくなってしまった。
とはいえこの、何を見ても感動しない我が虚しさを、何と言ったらいいか。自身の未来に、何の希望もないからだろう。いままでだらけた生活をしてきたツケがここできた。
Natsumi&BRIGHTのコンサートがないので、今年のさっぽろ雪まつりはここまでである。また来年もこの地に来られればうれしい。
私は宿泊処に向かう。宿はおなじみ、アイ・カフェの札幌センチュリーロイヤルホテル店(ネットカフェ)である。
受付でフラットスペースの部屋も取れ、一安心である。晩御飯がちょっと早めだったのでアレだが、そこは無料のコンソメスープで腹を満たすしかない。
さて、現在私はPCを修理に出しており、ブログの更新を休止している。しかしここにはPCがあるから、記事を書くのは可能だ。
だけど面倒臭いので、何も書かない。あぁ、ブログを書かないことは、なんと負担の軽くなることか。せっかく羽根を伸ばしているのだから、しばしブログのことは忘れよう。
久しぶりに、マンガを読んでみる。ビッグコミックはずいぶんボリュームがあり、そのぶん価格も高くなった。注目すべきは、さいとう・たかをが亡くなった「ゴルゴ13」で、いまはほかのスタッフで作画されている。ゴルゴの顔は、ちゃんと描かれているのか。
見ると、ゴルゴの顔はしっかり描かれていた。ただしこれが妙で、あまりにもさいとう・たかをのタッチにそっくりである。これは過去の作品から、それらしき角度の顔を、切り貼りして使っているのではないか?
さいとう・たかをはかねてから、自分が死んでもゴルゴの顔が描けるスタッフが出てくるよう、願っていた。しかし結局、ゴルゴはさいとう・たかをしか描けなかったのではないか。
そういう目で見てみると、ページのコマ割りも大きく、ゴルゴ以外の人物の作りこみも浅い。スタッフは過去の作品を精査し、さいとう・たかをテイストを継続しなければならない。
ネットカフェ定番の、いかがわしいビデオも見てみる。新人女教師の集団身体検査モノが面白かった。あの恥じらいがいい。
…と、こんなものをいつまでも見ていると、翌日に障る。適当な時間でシャワーを浴び、就寝した。
(つづく)
実はきょうが「第25回小樽雪あかりの路」初日で、これから開会式が始まるのだった。こんなことを毎回やっているとは知らなかった。
お偉方が集まり、ものものしい雰囲気である。その道のプロの女性の進行で、開会式が始まった。しかしいつまでもごちゃごちゃやっていて、全然「撮影スポット」が空かない。いまが黄昏時で、これから絶好の撮影タイムになるのに、まったくイライラする。
しょうがないから、脇の歩道を通り、西側に進むことにする。ここの地面も当然、雪が薄い。
左の壁際には、市民手作りのアイスキャンドルがある。ただ初日なので、まだ制作中のところもある。
辺りはすっかり暗くなり、私は撮影スポットで何枚か写真を撮る。だけど例年に比べると、漆黒の闇だ。要するに周りの灯りが乏しいのだ。あいや、それとも私がカメラのフラッシュを焚いていなかったからだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/55/657b7ec07b494ff4c962453d458cc06e.jpg)
もうやることがないので、小樽駅方面に向かう。その途中に旧手宮線会場があり、こここそ、地元民の工夫を凝らしたアイスキャンドルが鑑賞できる。
ところが、そこはまだ開場していなかった。奥まで真っ暗である。ここで有志による焼き餅やじゃがいもをいただくのも楽しみだったのだが、やってなければしょうがない。どうも今年は、すべてに悪い目が出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/61/544e42f6176cf149dfaee71f014cd107.jpg)
まあよい、時間が空いてもやることはいっぱいある。私は18時00分発の快速エアポート186号に乗った。
タイム34分で札幌に着き、再び大通会場へ出向いた。雪像鑑賞は、昼は明るすぎるので実は適さない。ライトアップされた夜がいいのである。
西2丁目には、ライトアップされた初音ミクが浮かび上がり、ミクファンが集っている。前回までは会場の西、10丁目前後でひっそりとやっていたから、大躍進だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f5/0c0e3d55659594864e5ae892d5f2a111.jpg)
そして初音ミクといえば専用グッズが有名だが、私はちょっと外れて、赤十字制作の初音ミククリアファイルを購入している。オリジナルモノは数百円するが、赤十字版は1枚200円だ。ただ「募金扱い」なのでお釣りはもらえず、ちょうどの金額を払わなければならない。今年は6種類残っていたので、全種類を買った。
市民の広場は、サッカーの長友祐都像もライトアップされている。昨年「ブラボー」の流行語で有名になっての起用だが、この雪像は似ているのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c6/454936dcf9ad6636367e6cbc7199bb57.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/cb/cb322bea397d5b1aa70ee3082b5fb52f.jpg)
「すすきの氷の祭典」にも行く。ここの氷像も毎回おなじみで、鮭、昇り竜、、暴れ馬、ワシあたりが定番である。そして女性像も多いのだが、今年はほとんどなかった。
あとは大通公園に戻りオフィシャルグッズを買うのみである。現地に着いたが、缶バッジは300円に値上げされており、買う気が起こらなかった。公式絵ハガキは500円から550円に値上げされたうえ、内容量も16枚から8枚に半減した。雪像が少なかったこともあるが、これはあんまりである。
もっとも絵ハガキは、若いころなら旅先で知り合った女性に送ったものだが、いまはハガキを使うわけでもなく、実行委員会への寄付の意味合いがあるから、まあよい。1冊購入した。
各丁目ではプロジェクションマッピングが花ざかりだ。これは事前にプログラミングすれば手間が掛からないわけで、総合的に見て経費の節約になる。いつも壇上に誰かがいたひと昔前とは、隔世の感がある。どうも、味気なくなってしまった。
とはいえこの、何を見ても感動しない我が虚しさを、何と言ったらいいか。自身の未来に、何の希望もないからだろう。いままでだらけた生活をしてきたツケがここできた。
Natsumi&BRIGHTのコンサートがないので、今年のさっぽろ雪まつりはここまでである。また来年もこの地に来られればうれしい。
私は宿泊処に向かう。宿はおなじみ、アイ・カフェの札幌センチュリーロイヤルホテル店(ネットカフェ)である。
受付でフラットスペースの部屋も取れ、一安心である。晩御飯がちょっと早めだったのでアレだが、そこは無料のコンソメスープで腹を満たすしかない。
さて、現在私はPCを修理に出しており、ブログの更新を休止している。しかしここにはPCがあるから、記事を書くのは可能だ。
だけど面倒臭いので、何も書かない。あぁ、ブログを書かないことは、なんと負担の軽くなることか。せっかく羽根を伸ばしているのだから、しばしブログのことは忘れよう。
久しぶりに、マンガを読んでみる。ビッグコミックはずいぶんボリュームがあり、そのぶん価格も高くなった。注目すべきは、さいとう・たかをが亡くなった「ゴルゴ13」で、いまはほかのスタッフで作画されている。ゴルゴの顔は、ちゃんと描かれているのか。
見ると、ゴルゴの顔はしっかり描かれていた。ただしこれが妙で、あまりにもさいとう・たかをのタッチにそっくりである。これは過去の作品から、それらしき角度の顔を、切り貼りして使っているのではないか?
さいとう・たかをはかねてから、自分が死んでもゴルゴの顔が描けるスタッフが出てくるよう、願っていた。しかし結局、ゴルゴはさいとう・たかをしか描けなかったのではないか。
そういう目で見てみると、ページのコマ割りも大きく、ゴルゴ以外の人物の作りこみも浅い。スタッフは過去の作品を精査し、さいとう・たかをテイストを継続しなければならない。
ネットカフェ定番の、いかがわしいビデオも見てみる。新人女教師の集団身体検査モノが面白かった。あの恥じらいがいい。
…と、こんなものをいつまでも見ていると、翌日に障る。適当な時間でシャワーを浴び、就寝した。
(つづく)