一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

社団戦は明日26日開幕!!

2022-06-25 23:21:14 | 社団戦
第31回社団戦が明日26日に開幕する。今年は7人体制が復活し、団体個人戦はないが、計4日間、全15回戦の対戦となった。

・第1日目  6月26日(日)
・第2日目  7月31日(日)
・第3日目  8月28日(日)
・第4日目 10月2日(日)

私は将棋ペンクラブからの出場となるが、7部である。7部には降級がないから、楽しんで指せるところもある。しかしそうはならないのが社団戦で、負けが込んでくれば、やはり落ち込むのだ。
私は明日、とりあえず参戦するが、将棋ペンクラブも選手が豊富なので、1日につき2回程度の出場になると思う。
最近は将棋をほとんど指していないので先が思いやられるが、出場した回は全力を尽くすつもりである。
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中井女流六段、鎌田女流2級に似ている芸能人

2022-06-24 21:18:09 | 似ている
きょう6月24日は、中井広恵女流六段と鎌田美礼女流2級(14歳)のお誕生日。おめでとうございます!
その中井女流六段は、女優の内田慈(うちだ・ちか)に似ていると思う(註:2019年6月24日に、同じ人物を挙げていました。確認不足を深くお詫びいたします)。
内田慈は1983年3月12日、神奈川県生まれの39歳。日本大学芸術学部在学中に数々の舞台に出演する。
その後は映画やテレビドラマにも進出し、現在に至る。クールな役どころが多いが、コミカルな役もこなす。舞台役者は基本的に、芸域が広い。
内田慈のようなタイプは、齢を重ねるごとに魅力を増す。今後の活躍に期待大である。
中井女流六段と内田慈は顔のパーツが似ているが、鼻が最も似ていると思う。

鎌田女流2級は、俳優の坂口健太郎に似ていると思う。
坂口健太郎は1991年7月11日、東京都生まれの30歳。
2010年、モデルとしてデビュー。映画には2014年に出演を果たした。以後、多くのテレビ番組やCMで活躍している。個人的には、2018年にフジテレビ系で放送された「シグナル・長期未解決事件捜査班」が、ここまでの代表作だと思う。
坂口健太郎も、今後の活躍が楽しみである。
鎌田女流2級と坂口健太郎は、顔のパーツが似ていると思う。

さて、中井女流六段はけっこうな年齢だが、女流順位戦はA級で残留を決め、女流名人戦でもリーグに在籍している。まさに腕に歳は取らせない感じだが、棋力保持のため、毎日相当な研究をしているに違いない。当分はトップグループを並走するだろう。
鎌田女流2級はマイナビ女子オープンでのデビュー戦で敗れ、これからというところ。学業との両立は大変だと思うが、頑張ってください。
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第34回将棋ペンクラブ大賞・最終候補作

2022-06-23 23:42:12 | 将棋ペンクラブ
「第34回将棋ペンクラブ大賞・最終候補作」が発表された。これは、会員からの推薦をもとに一次選考を施し、二次選考委員(7名)の評価点を経て、最終候補作数点が決まる。
では、作品をお知らせする。


【観戦記部門】
藤井奈々 第35期竜王戦5組昇級者決定戦 桐山清澄九段VS伊奈祐介七段(読売新聞)
藤井奈々 第34期竜王戦第3局 藤井聡太三冠VS豊島将之竜王(読売新聞)
椎名龍一 第80期A級順位戦 豊島将之竜王VS佐藤天彦九段(毎日新聞)
大川慎太郎 第70期王座戦2次予選 羽生善治九段VS藤井猛九段(日本経済新聞)
田中幸道 第93期ヒューリック杯棋聖戦1次予選 里見香奈女流四冠VS神崎健二八段(産経新聞)

藤井奈々さんは、もちろん女流棋士の藤井女流初段である。藤井さんは若いが、毎回よく取材しており、好感が持てる。女性の観戦記者は男性の観点と微妙に違うので、読んでいて面白い。今後の観戦記も期待大である。
椎名龍一氏と大川慎太郎氏は、私が語るまでもない全国区の観戦記者である。おふたりとも毎回工夫を凝らし、読み終わったあと、何か得をしたような満足感に浸れる。
田中幸道氏は若いが、いま最も脂の乗っている観戦記者といってよい。どの将棋も圧倒的な取材量で、レポートの趣さえある。


【文芸部門】
芦沢央『神の悪手』(新潮社)
村瀬信也『将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学』(幻冬舎)
日本女子プロ将棋協会『駒我心 ~初代女流名人 蛸島彰子の歩み~』(日本女子プロ将棋協会)
仲村燈『桎梏の雪』(講談社)
松浦寿輝『無月の譜』(毎日新聞出版)

この5作は、どれも面白い。しかし、作家の本が3冊も入っており、商業作家が将棋の小説を書けば、そりゃ最終選考に残るわな、という感じである。
村瀬信也氏の本、LPSA編の本も面白いが、これらと同じ土俵で戦わせることに無理がある気がする。


【技術部門】
藤森哲也『将棋放浪記から学ぶ最速!最短!わかりやすい将棋の勝ち方』(マイナビ出版)
飯島篤也『級位者のための将棋上達法』(マイナビ出版)
羽生善治『現代調の将棋の研究』(浅川書房)
石川泰『将棋 とっておきの速度計算』(マイナビ出版)

この4冊とも未読だが、読んでみたいのは羽生九段の本だ。羽生九段の浅川書房本は良書ばかりで、読めば読むほど新しい発見がある。今回の本も、隅から隅までとことん読みつくしたら、その時点でアマ二段にはなっているだろう。
それにしても、マイナビ出版と浅川書房が「強い」。

最終選考は7月23日(土)に行われる。
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第93期棋聖戦第2局

2022-06-22 21:46:35 | 男性棋戦
この15日(水)に第93期棋聖戦第2局が行われた。
対局場所は新潟市岩室温泉「高島屋」。この屋号は明快に憶えていて、それはなぜかといえば、その前週の日本テレビ「笑ってコラえて!」の「ダーツの旅」で、この宿が取材されたからである。
女将がなかなかに面白く、棋士へのリスペクトも見て取れた。
もっとも棋聖戦五番勝負において高島屋は定宿らしく、おのが不見識を恥じた。
さて第1局は永瀬拓矢王座が勝ち、面白くなった。ここでお決まりのフレーズなら「第2局は藤井聡太棋聖にとって負けられない一戦」となろうが、こと藤井棋聖に関しては、それが当てはまらない気もする。藤井棋聖が2連敗して、やっと五番勝負が面白くなる気もするのだ。オーバーに思えるが、そのくらい藤井棋聖のチカラは抜きんでている。
第2局は永瀬王座の先手で、角換わり相腰掛け銀になった。ここから丁々発止の攻め合いになったが、一手争いの終盤で、藤井棋聖が端に銀を捨てたのが鬼手だった。
実はこの手、玉の退路を断つ手で、終盤の手筋でしばしば紹介される。実戦でも、内藤國雄九段が大舞台で指したと思うのだが、棋戦名と相手がどうしても思い出せない。口惜しい。
それはともかく本局の銀捨てだが、実は似て非なる局面である。内藤九段の鬼手?は、確かその手の直後に相手が投了したのだが、本局はここから先が難しいのだ。
つまり、藤井棋聖が終盤の難しい局面で、ここで銀捨ての手筋が使える、判断したことが素晴らしい。
さすがの永瀬王座も、この局面では思案の外だったのではあるまいか。
永瀬王座は飛車の王手を利かし、銀を取る。そこで藤井棋聖が慌てず騒がず、飛車の横利きを歩で止めた。この組み合わせが絶妙で、またもや名局誕生の予感である。
事実、ここからは藤井棋聖の華麗な寄せを見るばかりとなった。
余談だが、このあたりから私はABEMAを観たのだが、画面上の形勢バーは左側(先手?)に勝勢を示していた。だが局面を見ると後手玉は「Z」なのに対し、先手玉には寄りがありそうに見える。
ほどなくして形勢バーの左側が後手の藤井棋聖だと分かり自己解決したのだが、形勢バーの左側は、「先手」が自然な気がするのだ。確かNHK杯もその配置を採っていた気がする。
形勢バーの先後位置は、統一してもらいたいものだ。
そんなわけで、第2局は藤井棋聖が勝った。苦しみながらも勝つのは王者の証である。そして、2局終わってイーブンなら、藤井棋聖が優位に立ったといえる。
第3局はちょっと飛んで7月4日。できれば最終局まで見たいものだ。
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将棋ペン倶楽部 通信59号

2022-06-21 22:52:12 | 将棋ペンクラブ
「将棋ペン倶楽部 通信59号」が送られてきたので、軽く内容を記す。
表紙イラストは、加賀さやかさん。クレパス風のほのぼのとしたものだ。さやかさんはこんなイラストも描けるんだ。
巻頭の井出洋介氏「パイコマ交遊録」は、4月30日(土)に行われた「第11回シモキタ名人戦」など。
この日私は都合があり、どうしても下北沢に行けなかった。こんな生活がこれからも続くのはゴメンなので、何とか脱出したいと思っている。
さて井出洋介氏は、その時の模様を軽快に綴る。途中で麻雀の話題になったのが残念で、全編シモキタ名人戦の話題でもよかったと思うが、サラッと流すのがいいのだろう。
なお、同様のレポートをN氏が綴っている。簡にして要を得ており、とても読みやすい。
ほかは、榊原智氏、水野保氏、林慎氏のレギュラー陣。なお林氏の文章でも、シモキタ名人戦に触れられている。
美馬和夫氏の「将棋狂の詩」は、「シニア名人戦編」。美馬氏は5月に行われた東日本大会で優勝し、今回はこの優勝戦記である。将棋はほとんどが振り飛車穴熊で、「穴熊の美馬」は健在だ。
なお、美馬氏の祝勝会が7月10日(日)に御徒町将棋センターで開かれる。
野山知敬氏は「埋もれたままの棋譜・大阪劇場」の2回目。前回は1年前の掲載で、久しぶりだ。
今回紹介された将棋は居飛車対振り飛車だが、「ザ・昭和」という戦い。令和の将棋界は、アマ棋界はどうか分からぬが、プロ棋界ではもう出現しない。しかし昭和のほうが、将棋らしい気がするのである。
「観る将から指す将へ」「将棋川柳」は、安定の面白さ。
「編集日誌」は、湯川博士氏。4月23日に神田でアカシヤ将棋会が開かれたことに触れられている。私もかつてはレギュラーで出席したが、現在はいろいろあって出席できない。
ところがこの日は奇跡的に時間が空いていた。だが、この日行われているとは思わず、そのまま月日が流れてしまった。もう私は、世捨て人のような状態である。
以上、全体で44ページ。ま、通信号はこんなものであろう。私も何か投稿したかったが、その気力がなかった。いまはもう、何をするのも億劫だ。
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