富山県、岐阜県飛騨地方の境界辺りには平家の落人集落と言われる合掌造り集落がある。
白川郷は岐阜県側で戸数100余りで規模が大きい、ここから割と近くには五箇山がある、ここも合掌集落だが十数戸の集落がいくつか点在している
五箇山は富山県にある。
猛暑続く中、少しは涼しいかと思って出かけて見たが、いずこも変わらぬ暑さであった、体感温度は36度を超えているだろう。
それにしてもまずまずの人出だ、それでも空いている方だろう、白人系も少しいる、あとは日本人に見えるが半分以上は中華系や韓国や東南アジアの観光客であることは言葉でわかる。
これより前に来たのは10数年前だった、あれ以来だ、1995年に世界遺産に認定された
今回行ったら、駐車場が以前とは違う場所のような気がした
個人で行った1回目は明らかに違う場所で、二度目は団体で酔っていたから定かではない
今回は通りに入る前に右折して、トンネルの前で左折していくと観光バスも何台も停まる大きな駐車場
そこから釣り橋を渡って通りの上部に出た。

喫茶店とその山側に見える寺は記憶通りだった、今回は暑いけれど通りの中を半分くらい歩いてみた
でも最初は食堂兼売店に行って、名物の飛騨牛コロッケを買って食べた
一個300円だったかな、お芋も旨いし、肉もうまい、飛騨牛ステーキなんか食べたら数千円になるから、香りだけでもコロッケで味わってみた。

昔は300戸あった集落も今は100戸に減った
水寮豊富な水路、透明度が高いきれいな水の中を大きな魚が何匹も泳いでいる
鯉かと思ったが、モノクロの魚体は良く見るとどうも鱒のようである、赤い線が背中を通っている、どこぞかで料理になるのかもしれない。





私のスマホは高温に反応しやすく、直にカメラ機能が失われてしまう
肝心の所で写真を撮り損ねた。
民宿も何軒かあった、そんな通りの中心に長瀬家という家があって、今も生活されているらしいが、一般開放されている。
入館料は400円、典型的な合掌造りで規模も大きいようだ、詳しく書くほど知識は持ち合わせていないから省くが、築100数十年はたっているらしい。
始めて合掌造りの中に入った、二階も、三階も見ることが出来る
二階は昔は例にもれず、お蚕様の住まいで、三階はどう使ったかはしらない
今は二階から上は、昔の農機具が展示されている

外から見える大きな長方形の大窓は、中からは緑がいっぱいに広がる窓で
しかも外は猛暑というに、この中はクーラーもないのに天然の風が通って涼しい、昔の家はこうした自然との調和と利用をうまくしていたのだ。

帰りにトイレから出たら、調査員から声をかけられてアンケートをお願いされた、次回につながる努力もしているのだ
暑かったが、どこにいても同じこと、思い切って行って良かった。