神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

寒くなってきましたね

2024年11月05日 19時13分40秒 | yottin日記
 最近は、いよいよ老境ずっぽりなのか、朝(深夜と言うべきか)3時から4時に目が覚めること多く、もう目が冴えて眠れない
睡眠時間は22時半に寝るから4時間程度。昼寝もするし、テレビを見ながらうたた寝もするから、まあ年金暮らしは貧しくとも気楽なもんだ

夏から冬へ一直線なのも、ここ数年の傾向
9月いっぱいまで30度台の気温、エアコンが欠かせなかったのに、10月の後半には、もう電気ストーブ、そして石油ストーブが動き出した
天然の日差しや風で冷暖器具なしで過ごす季節は北国では失われたのか
昨日はホームセンターに買い物に行ったが、もう灯油担当者を呼び出す店内放送
我が家は昨年の若干残った灯油から消費、危険かとも思うがどこへ捨てるわけにもいかぬから使う、別に機能に支障なし
さて今年は灯油が一体いくらなのか・・・値上がり会っても、値下がりは無し
ガソリンも172円のまま高止まり、セルフで166円とかだが、金を払ってスタンドで労働する気が無いから、高くてもフルサービス
30L入れても180円の違い、などと威張ってもスーパーでは1000円買って5円つくポイントに夢中、大いに矛盾を感じているのも年金暮らしゆえ
ポイント10倍、15%引きなどの日を狙っての買い物デー

SCで新潟産コシヒカリが10㎏税込みで9000円を超えていた
記憶では10㎏5000円くらいで去年までは買えたはず、たぶん最高品質の魚沼産だと思うが、それにしても1.5倍とは
その昔、米不足の年があって、あの年も店から米が消えた
そして、タイ米、中国米、米国米などが米店で販売されたが、形状が違うタイ米は食べるのに苦労して、あちこちでタイ米の調理法の講習会が開かれた
べとつかないからチャーハンやカレーに適していた
そんな中でも、どうしても国産米という人は高いお金を出して購入していた
私も宿屋の時には、社長が何が何でもお客様には国産米を出せと言った
新潟コシヒカリは手に入らず、同等レベルの秋田こまちが手に入るので、それを焚いてお客様に出していたので評判は良かった
あの頃、通常なら10㎏4500円くらいだったのが8000円から13000円もした
しかし宿代はいっさい上げずに、騒ぎを乗り越えたのだった。

米価高騰も生産者もたいへんだから、サラリーマン同等の稼ぎは当然の権利
そこは政府の腕の見せ所で、生産者から高く買って、年金生活者、低所得層には安く売りながらも国も豊かになるのを考えるのが政治家の腕というものだ

都会のスーパーでは物があふれて消費者もピンからキリまで生活に併せて選べるが、人口の少ない田舎では、そんな販売方法をしたらスーパーはロスの山でたちまち赤字経営に
だから田舎の消費者の選択肢は、あまりにも少ない、故に物価も高い物を買わざるを得ない、こんなことなら若いうちに都会に住むべきだった」などと今頃言っても「弱犬の遠吠え」
ならば・・・田舎暮らしを満喫するあれこれを探した方が明るい
まあ、それがあるから75年も田舎暮らし…それでいいのだ。






「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた(242) 甲越 川中島血戦 69

2024年11月05日 07時17分04秒 | 甲越軍記
 武田、上杉両軍入り乱れて矢は叫び、鉄砲の音は雷鳴よりすさまじく、打ちあう太刀の光は稲妻の如し
両軍の勇士、右に当たり、左に支え鎬を削って戦えば、保科弾正も力尽きて大勢にとりこめられれば、すでに危うく見えた

武田方からは保科を救えと、海野常陸、望月石見、矢代安芸、須田相模、井上伯耆、根津山城、仁科上総介など馳せ出れば
左より飫冨兵部少輔、馬場民部少輔、飯島、駒澤、小幡因幡、河野丹後一斉に鬨をあげて横槍を入れて、無二無三に攻め立てる
武田勢は新手、これに疲れた越後勢は乱れて討たれる者、数知れず
武田方は、ますます勢い増して上杉の本陣めがけて突撃を行う

越後方の本庄美濃、平賀、唐崎、二陣の斎藤下野、柿崎和泉、北条安芸は武田勢に真っ向からせめぎ合う
互角の戦はますます激しさを増して火花を散らして、鎬を削る

謙信は紺地に日の丸、白地に毘の字の旗を押し立てて、原の町に備えを立てて、指揮をすれば
信玄は日の丸に武田菱の旗、孫子の旗を押し立てて床几にかかって、戦いの様を目も離さずに見ているところに、山本勘助入道、わずか五騎六騎を率いて本陣に駆けつけ軍議をおこなう

勘助が本陣を去り、士卒らを集めて指揮し、大縄を犀川に幾筋も張らせて
旗本勢数百に謀略を授ける
旗本は旗を伏せて、縄を手繰って向こう岸に渡り、葦が繁る中の細道から謙信の本陣の後ろに回る
信玄は武田左馬介、飫冨三郎兵衛、秋山伯耆、横田駿河を真っ先にして、犀川を押し出す
川を渡ると一斉に鬨をあげて謙信の本陣へ突きかかる
越後勢も、これに負けず、旗本勢が矛先を揃えて挑めば、脇備えの、斉藤、柿崎、北条、毛利、大関は旗本を救わんと向かう
甲州勢は長坂、秋山、横田、坂西の勢、鬨をあげてこれを拒む
その間に武田勢は烈風の如く、謙信の本陣に突きかけてわめき叫んで討ち入れば、さしもの謙信の旗本も崩れ発ち、辟易するところにさらに後ろから大回りした信玄の旗本勢が鉄砲を撃ちかけ、えいえいと声を張り上げてかかれば
信玄もこれを見て馬を回し「ものども一気に謙信の本陣を押しつぶせ、勇めや勇め」と下知すれば、武田に名をはせた勇士らは、ここぞと力を得て散々に戦えば、さしもの謙信も守勢となってさっと引く。