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「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた(249) 甲越 川中島血戦 76

2024年11月15日 20時04分46秒 | 甲越軍記
 上杉政虎入道謙信は、信玄の無礼に怒り、越後に帰還したが猶も怒りは静まらず、今度こそ信玄と有無の一戦を行わんと、五月二十五日に、またも信濃へ軍を進めた。

おりしも五月雨が降り続き、犀川は大いに水かさが増し岸を覆いつくしているが、謙信はものともせず、溢れる川に軍をすすめて向こう岸に渡る
その間に溺死するもの数百といえども、謙信は事ともせず、真っ先に馬を乗り入れたので兵は励まされて後に従って渡河したのであった。

そして川田山に陣を敷いた
すると信玄も間もなく川中島に出張り、高畑山に陣を敷いた
此度は信玄も謙信の怒り尋常でないことをわかっているので、陣を特に堅固にして備えた
謙信もまた名将なれば、迂闊に攻め寄せる危険を察知して動かず、すでに七十余日に及んだ
足軽の小競り合いが続くばかりで日は過ぎていく、謙信はついに信玄に遣いを出した
「両家の対陣に日を暮らすこと数十日、軍勢の疲れ、人民の困窮は心を痛める、これ忍びえず、所詮運を一戦に任せるべし
其の方より川を越えてくるか、さもなくば我らが越えて行ってもよい一戦を始めるべし、いかがか」と言えば
信玄は、これに答えて「その方が一戦を望むのだから、其の方が川を渡ってくるべし」と答えて、川岸に沿っ厳重に陣を固めて、一網打尽に打ち滅ぼす構えで待ち受けた。

その夜、寅の刻に謙信は川田山を発って、川を越えるかと見るにそうではなく、牛島をも過ぎて東道を十五里も下って、長沼村上の渡しを越えて、山根の村々に押しかかり、武田に降った郷村を焼き払った
武田方はこれを知って大いに怒り、「わが陣の近間にて放火の狼藉を許すとは心安からず、これを見過ごすことはできぬ、すぐに攻め入って追い散らさん」と罵れば、信玄は壮士らの動揺を見て「一人も備えを出たはならぬ、軍令に背けば重罰に処す」とむかでの使い番を走らせて下知すれば、諸士拳を振るわせて歯を食いしばり、いたずらに睨んでいたが、その間にも越後勢は二十里も奥深く押し込んで小市辺まで焼き尽くす
それでもなお武田勢は静まりかえるを見て、謙信は「さりとても信玄め、只者ならざる者よ」と言って煙に紛れて引き散る
信玄も潔い謙信の引き際を見て、謙信こそ山本入道が申す通りの大将であると後悔の念を顔に表した。




大相撲11月場所序盤戦終えて

2024年11月15日 05時38分45秒 | 大相撲
今場所は5日間を終えて全勝3人、1敗が6人と、ここ数場所では好成績力士が多くて見ていても手に汗握る
しかも3人の大関が全勝、1敗でトップ集団に入って連日土俵をにぎわせている
ほかの好成績力士も、平幕でも実力者ばかりで意外な力士がいない、好成績とうぜんな力士ばかりだ
ベテラン隆の勝、阿炎、御嶽海、これからの希望の星、新鋭、阿武剋、豪の山、熱海富士、それに三大関
この中でもっとも内容が良いのは、大関豊昇龍、5日間圧倒的な強さを見せている、今までのような小ズルい相撲はなりを潜めて正攻法で一気に勝っている
大の里、琴櫻に先行されて負けん気の虫に火がついたか
この相撲を続ければ終盤戦での大の里、琴櫻との争いが楽しみになる
三つ巴の新横綱争奪競争が展開されれば大いに盛り上がるだろう
出来れば三人とも横綱昇進してもらいたい。

序盤戦が終わって、私が思う優勝に近いランキング
①豊昇龍 ②阿炎 ③隆の勝、大の里、琴櫻、阿武剋 ⑦御嶽海
⑧熱海富士 ⑨豪の山 ⑩若元春
現状では豊昇龍が一歩前に出ている、相撲内容が抜群だ
次いで阿炎が力強い、大の里をも破った、そのあと4人が並んでいる
大の里、琴櫻は後手に回ったときが危うい、先手を奪えば馬力がすごい
但し豊昇龍には先手で押し込んでも注意だ、強い腰のばねですくい投げ、上手投げなどが待っている、一呼吸置いて腰を落して下から突き上げれば軽量の豊昇龍は浮き上がるだろう
大の里、琴櫻ともに腰高が唯一の泣き所、豊昇龍は相手の呼吸を計る天才だ
合気道的な相撲が特徴
軽量が泣き所で、大型力士に真正面から一気に攻められると呆気ない
さて次回は10日目終了時点で、どう変わるか楽しみ

十両にはまた期待できる力士が浮上してきた
嘉陽(かよう)、藤青雲、安青錦(あおにしき)、生田目(なばため)、欧勝海
嘉陽と欧勝海は大の里、白熊と新潟県の能生中、海洋高での相撲留学の合宿仲間だ
安青錦は、新入幕の獅司と同じウクライナ出身力士だ
かって三羽ガラスと呼んだ大物新人の中で、湘南の海、伯桜鵬が伸び悩んでいる、豪の山は今場所良いスタートをしている。