レンジャーズが勝つことはわかっていた
ジンクスを信じていればわかることで、とうとう7戦すべてがホーム試合負けという結果になった。
アストロズはヤンキース以来の3年連続ア・リーグ制覇がならなかった
どちらのファンも地元球場に応援に行きながら、全員フラストレーションを抱えながらマイホームへ帰ることになったわけだ。
今日だって4万3千人も入ったのに、8回頃にはネット裏はガラガラで特等席を買ったアストロズファンは歯ぎしり、がっくりだったわけだ。
採決をボイコットした野党席ではありません
1,2戦はレンジャーズが連勝、3,4,5戦はアストロズが連勝で逆転、しかし6,7戦をまたレンジャーズが連勝して再逆転勝利したのだった。
それにしても昨日、今日と凄い試合が続いた
2試合ともレンジャーズが大勝したのだが、内容が面白かった
伏線は、第5戦での乱闘 レンジャーズの4番ガルシアの肘にアブレイユの159kmデッドボール
怒ったガルシアは捕手に詰め寄り、両チームが飛び出して入り乱れた
根は深くて第5戦ガルシアの逆転ホームラン後の挑発的態度が伏線となっていた
ガルシアとアブレイユに退場処分が下されたが、怒りが収まらないアストロズのベイカー監督も退場となった、ところが監督は無視して長い時間ベンチ内で抗議を続ける。
レンジャーズが8回までリードしていたが、監督退場で奮起したのか、9回にアルトゥベが逆転3ランで再逆転勝利した。
第6戦は、5戦で活躍しながら退場となったガルシアが敵地でのプレーとなり、打席に立つたびにアストロズファンの大ブーィングで乱されて、4打席連続三振の大不振。
しかし2対5で敗退が迫る9回に、なんとガルシアが劇的な逆転満塁ホームランで勝利をつかんだ、唖然とするアストロズベンチと満員のアストロズファン
これで3勝3敗のタイとなって、第7戦にア・リーグ代表は持ち越された。
そして今日の第7戦はどちらも先発エースがパッとせず、いきなり1回にレンジャーズが3点を奪うが、レンジャーズの伝説的エースシャーザーがも4回でマウンドを降りる。
しかし試合内容はレンジャーズの一方的な展開、結果は11対4でレンジャーズがア・リーグ代表となった。
アストロズのベイカー監督が第7戦までもつれた試合では2連敗、一方レンジャーズのボウチー監督は逆に3連勝、そして今回もベイカー監督は負け、ボウチー監督は勝った、これもジンクスどうりになった。
試合はスコア以上に面白かった、というか痛い試合だった
アストロズは投手8人をつぎ込んだが、アブレイユがまたしてもガーバーのアバラ骨にデッドボール
アブレイユは退場処分で2試合投げられないはずだったが、処分が変わって出場停止は来季のスタートからの2試合に変更されて、今日の登板可能となったのだ。
すると今度は8回レンジャーズのチャップマンの167kmの豪速球が、マコーミックの尻の後ろを通って右脚内側の太ももにデッドボール
「あんなところに行くか!」という投球、踏み出した足先が完全に打者の方を向いていた、だが悶着はおこらなかった、それくらいアストロズは負け試合を感じていたのだろう。
故意死球ともとれるデッドボール合戦になった。
ガルシアは7戦で2本のホームランを打ったが、もう1本もあわやホームランと言うフェンス上段への一撃だった
ホームランを確信したガルシアは打席から動かず打球を見ていたが、フェンスで跳ね返るのを見て走ったが、なんとシングルヒットになってしまった。
これは大チョンボ、しかしそれで終わらないのがガルシアだった
たちまち盗塁で二塁を陥れて帳尻を合わせ、その後の安打でホームに帰って来た。
最後までお騒がせのガルシアはシリーズ4試合連続ホームランで合計5ホーマー15打点でMVPを得た、15打点はシリーズ新記録とのこと
ガルシアはかって巨人でプレー、7打数無安打という記録だったようだが、私には記憶がない。
レンジャーズは大谷選手のことで調べているうちに強さを知ってにわかファンになった
明日はナ・リーグもフィリーズかDバックスのいずれかに決まる
投手力、打撃力いずれもフィリーズが勝っているが3勝3敗、勝負は水物、どっちが勝つかはわからない。
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