えちごトキめき鉄道(トキ鉄)の「観光急行」で使われるクハ455-701を組み込んだ413系。こんな構成で作っていこうと思います。
↑市振・糸魚川
クハ455-701 小高ペーパーキット(モハ152ベース)
モハ412-6 ペーパースクラッチ+MP動力
クモハ413-6 ペーパースクラッチ
↓直江津
クハ455-701は当初、TOMIXのクハ455を探して改造しようと思っていたのですが、実車(700番台)がサハ455の改造で長さがそもそも違うことを知り、どうせ切った貼ったするならイチから作るか~となって、ストックのあった小高のモハ152ペーパーキットをベースに作ることにしました。まったくのスクラッチではないのでゼロからではなくイチからです。笑
で、今回のタイトル「ユニットサッシをかっこよく作ろう」ですが、急行形の象徴ともいえる外バメ式のユニットサッシを実感的に表現しようと思うとサッシをほぼ外板とツライチに合わせなければならず、プラ量産品は別としてなかなか面倒な作業になります。特に厚みのあるプレスボード車体ではなおさら。
そこで、前から目をつけていた、モデル倶楽部さんの「急行形ユニットサッシ」を試してみることにしました。WEBサイトの写真でしか見たことがなく、そもそもKSモデルなどのブラス車体用にチューニングされているものが果たしてペーパー車体に馴染むものなのか不安しかありませんでしたが、多少寸法が違ったとしてもたかだか1両分の窓を修正すればいいのだ・・・と割り切って購入しました。
切削加工でサッシが美しく表現されています。素材は何なのでしょうか、ソフビのような柔らかさです。窓部分をコンパウンドで磨いて透明に仕上げます。切れ目が入っているので必要な数だけ簡単にカットできます。
試しに1個だけキットの窓にはめてみます。ちょっときつめですが幅はピッタリ。しかし窓高さが0.5mmぐらい低いためはまりませんでした。図面と照合してみるとキットの窓の下辺はスケール通りで、上辺が0.5~0.7mm程度低いことがわかりました。昭和の大時代的な設計と甘く見てはいけません。小高のキットはこうみえてかなりスケールに忠実に作られているのです。
しかし吹き寄せ部分で誤差が積もっていくのか、いちばん端では1mm程度の差が出ていました。しかし2~3個ずつなどにカットして貼れば大丈夫です。
試しに窓の上辺をカットしたところしっかりはまりました。油断して0.75mmぐらい切り込んでしまったので逆にすき間ができてしまいましたが・・・。
シール紙でユニット窓枠を表現してみます。窓を抜いていない四角いシールを貼り、窓辺をガイドにして裏側からカッターと丸刀を入れて窓をくり抜く方法です。上で「不安しかなかった」と書きましたが、実は窓サイズ(特に窓幅)に関しては事前計測でイケルと踏んでいたので、むしろt0.5というプレスボードの板厚との相性が不安でした。しかしこうしてみると実によく馴染んでいるようで不安は払しょくされました。
裏側のようすです。余白がたっぷりあるので上辺を補強材の下に潜り込ませ、下辺は帯板で一気に押さえて固定するように設計すれば、手早く接着剤のハミ出しも気にせずに作業できるのかなと思います。
ということでいかがでしょうか。このサッシに限らずモデル倶楽部さんの切削パーツはコンマ1ミリ単位でブラス車体にフィットするように設計されたハイエンドパーツですから、このような使い方はおこがましいのですが、時代を超えた意外なコラボレーションが模型作りの可能性を広げる(かな?)ということを実証したくてトライしてみました。
引き続き“かっこよく”なるように頑張っていきたいと思います。
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クハ455-701 小高ペーパーキット(モハ152ベース)
モハ412-6 ペーパースクラッチ+MP動力
クモハ413-6 ペーパースクラッチ
↓直江津
クハ455-701は当初、TOMIXのクハ455を探して改造しようと思っていたのですが、実車(700番台)がサハ455の改造で長さがそもそも違うことを知り、どうせ切った貼ったするならイチから作るか~となって、ストックのあった小高のモハ152ペーパーキットをベースに作ることにしました。まったくのスクラッチではないのでゼロからではなくイチからです。笑
で、今回のタイトル「ユニットサッシをかっこよく作ろう」ですが、急行形の象徴ともいえる外バメ式のユニットサッシを実感的に表現しようと思うとサッシをほぼ外板とツライチに合わせなければならず、プラ量産品は別としてなかなか面倒な作業になります。特に厚みのあるプレスボード車体ではなおさら。
そこで、前から目をつけていた、モデル倶楽部さんの「急行形ユニットサッシ」を試してみることにしました。WEBサイトの写真でしか見たことがなく、そもそもKSモデルなどのブラス車体用にチューニングされているものが果たしてペーパー車体に馴染むものなのか不安しかありませんでしたが、多少寸法が違ったとしてもたかだか1両分の窓を修正すればいいのだ・・・と割り切って購入しました。
切削加工でサッシが美しく表現されています。素材は何なのでしょうか、ソフビのような柔らかさです。窓部分をコンパウンドで磨いて透明に仕上げます。切れ目が入っているので必要な数だけ簡単にカットできます。
試しに1個だけキットの窓にはめてみます。ちょっときつめですが幅はピッタリ。しかし窓高さが0.5mmぐらい低いためはまりませんでした。図面と照合してみるとキットの窓の下辺はスケール通りで、上辺が0.5~0.7mm程度低いことがわかりました。昭和の大時代的な設計と甘く見てはいけません。小高のキットはこうみえてかなりスケールに忠実に作られているのです。
しかし吹き寄せ部分で誤差が積もっていくのか、いちばん端では1mm程度の差が出ていました。しかし2~3個ずつなどにカットして貼れば大丈夫です。
試しに窓の上辺をカットしたところしっかりはまりました。油断して0.75mmぐらい切り込んでしまったので逆にすき間ができてしまいましたが・・・。
シール紙でユニット窓枠を表現してみます。窓を抜いていない四角いシールを貼り、窓辺をガイドにして裏側からカッターと丸刀を入れて窓をくり抜く方法です。上で「不安しかなかった」と書きましたが、実は窓サイズ(特に窓幅)に関しては事前計測でイケルと踏んでいたので、むしろt0.5というプレスボードの板厚との相性が不安でした。しかしこうしてみると実によく馴染んでいるようで不安は払しょくされました。
裏側のようすです。余白がたっぷりあるので上辺を補強材の下に潜り込ませ、下辺は帯板で一気に押さえて固定するように設計すれば、手早く接着剤のハミ出しも気にせずに作業できるのかなと思います。
ということでいかがでしょうか。このサッシに限らずモデル倶楽部さんの切削パーツはコンマ1ミリ単位でブラス車体にフィットするように設計されたハイエンドパーツですから、このような使い方はおこがましいのですが、時代を超えた意外なコラボレーションが模型作りの可能性を広げる(かな?)ということを実証したくてトライしてみました。
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