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左手だけの練習は深いものだ。

  毎朝、さおり先生の宿題にとりくんでいる。左手の暗譜。
やはり、難物。この曲、とてもメロディーが不可解なところがある。
左手は不可解そのもの。こんなにうねるの?みたいによくわからない音の流れ。
でも隠れた旋律をみつけると、両手で弾く時にも、この存在を感じてないといけないなあと思うようになった。そして、両手で弾いてみると音楽の深みが増していることに、びっくりさせられる。

  うーん、こんなにも深い左手だけの練習、なぜいままでちゃんとしなかったのだろう。
頭が、そこまで発展していなかったから??? (+_+)

  さおり先生の譜面の読み方は何やら、英文の精読ににている。細かく区切ってSVOCふって、指示代名詞を探り、関係代名詞の先行詞を探す。と仕事柄普段やっている作業と同じことを譜面で行う感じである。
この音がここまで伸び、ソプラノとアルトがこのように展開し、そこにバスが入ってきて新しい調に移行。
凄く共通するところの多い作業だと思う。

  さて難解な左手、なかなかスムーズな動きに乗れない。これがなめらかに動くようになってきた時、きっと音楽も流れだすのだと思う。

  今の目標は左手の暗譜。
  そして今のひそかな楽しみはこの上なくかっこいいリストのソナタの譜読み。
  あわただしく、そして胸をワクワクさせながら朝の楽しい練習がすすんでいく・・・。
  
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