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新しい曲を頂いた

私の先生は根性の人である。ただものではない!かなりご高齢で80歳を超えてらっしゃっる。お元気だが5年前脳梗塞を患い身体の左半分が麻痺でほんの少しは歩かれるが車椅子を使われている。レッスンはご自宅ではなく場所を借りてされる。以前は奥様がずっと付き添われていたが、とても悲しいことに優しかった奥様は介護疲れからか今年脳内出血で急逝された。先生は今老人ホームにお入りになった。でも不屈の精神で送り迎えをしてくれる人を見つけ月に一回はお弟子さんたちにレッスンをされている。私はなかなか日が合わず行けずじまいである。でも今度行ける時にはもうラフマニノフのプレリュードは弾けなくなっている…練習いややし行きたくないなあ…さて先日また先生から電話があり12月も行けないもののなんと曲を頂いてしまった。(ウシシ、プレリュードのことはお忘れだ)(^_^)v。曲は同じくラフマニノフのコレルリの主題による変奏曲。さっそく音源をダンナに借りて聞いてみたが、なんとラフマニノフらしいロマンチックなかっこいい曲!俄然やる気がでて練習して先生のところに行きたくなった単純な私であった。
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カンパネラの跳躍の練習

カンパネラの後半の跳躍はむずかしい。バスケットのシュート以外で最近気が付いたことを書いてみる。まず手はブランコみたいに動かす。支点は肩である。それと同時に重要な制御機能はひじである。手のバランスの中心線は人差し指で重たい親指側と3、4、5の側に分かれ4と5にはひじの重みをプラスしてバランスをとる。ひじは羽子板の羽の重りみたいなイメージである。ふわふわ跳ぶのを自然に押さえる。鍵盤をしっかり捕らえる指先以外は透明人間のうでみたいにイメージする。ひじの横への動きはごくわずかで手先を良い位置へと運ぶ。鍵盤の上の手のひらは飛行機のフラップみたいにふんわりとつかみたい鍵盤の位置に合わせ小指の方をうかせたり親指を手首の付け根からわずかに持ち上げたりする。かくして鍵盤のうえを手がほうきで掃くみたいに動く。(美しくない表現!)こういう具合になるとあの美形のピアニスト、ダルベルト氏の舞う様な手が頭に浮かびほんの少し近付けたように思えて幸せな気持ちになる。(*^_^*)
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