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煉瓦の家を建てるように~

10月にコレルリを弾く事になったので、再びコレルリに取り組んでいる。家で練習してたらスムーズに弾けるから何をどう練習しょうかとか思うが、完成しているなどというのは大いなる誤解で人前でひいたらもろくもあちこちが崩壊する。
ちょうど3匹の小豚にたとえたら今は藁の家状態。家が建ったと喜んでいても緊張という狼の一吹きであっけなく吹き飛ばされてしまうのだ。これからは煉瓦の家を建てるように心掛けないといけないのだ。できるだけ人前でたくさん弾いて耐久力を確かめるのが大事だ。で煉瓦がきっちりなってないところはセメントでしっかり固めないといけない。演奏力は暗譜力。そう痛感する今日このごろである。
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肺に息を入れる

音大の研修で多分その音大出身の人の演奏を拝見したが、皆さん姿勢が決まっている。で音大出身の人とそうでない人の違いを考えてみた。思うにそれは、“息”である。音大出の人はフレーズを大きくとる事をすごく言われるからか肺に息がしっかり入るのがみてとれるのだ。前に読んだ本で身体で息を入れる所も腹にはいるフラスコ型ではなく、胸に入って腰から下はしっかりしまっているシャンパングラス型が良いというのを思いだした。自分もそういう事を考えるようになったらとたんに練習熱心になった曲がある。それは「木枯らしのエチュード」である。
右手の細かい音、息を吸って吐きながら下降を続ける。ちょうどバレエのレッスンでプリエの時腕をしなやかに振り下ろして最後に指先まで息が通るようにするように木枯らしも4小節間息を吐き続け指先まで気を通らすように弾くのに私は最近熱中している。
興味がある事が変わると弾きたい曲が変わるのであった~。(*_*)
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音大の研修に参加 2

さて音大の先生による模範レッスン。音楽表現を身に着けるということでロマン派の曲が数曲教材に選ばれていた。まずはシューベルトの即興曲2番 D899。私はなんとか弾けるかなとレッスンを受ける人に立候補した。ところが何気なく弾きだしたらしょっぱなのアウフタクトから止められ「ハイ皆さん、今のところはなんて指導しますか?」で出席者の先生に「はい、1、2、3てちゃんと数えてから弾きましょうといいます」と針のむしろ状態だった。(キャアかっこわるい!でもこれから先私はいかなる時もアウフタクトは用心して弾くであろう~)
また最近のトレンドかもしれないが「弾けないところは音を口でいってください。口でいえたら必ず弾けますから。」といわれた。他に「絶対にしてはいけないことは3連符をタ‥タ‥タ‥と拍の頭を強くしながら弾くことです。(これは音楽を壊してしまうのだ)それから生徒が弾いている時クレッシェンド、デクレッシェンドすべて口に出して導いて行ってあげてください」
など音楽を一緒に作っていってると体感できるレッスンが望ましいと教わったのだった。
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音大の研修に参加 1

音大で夏行われている研修に参加した。前ソルフェージュのコースに出た事がある。出席者はこの学校の卒業生ばかりではなく、学校の音楽の先生とかいろんな方がいて面白かった。今回はピアノ指導者研修を受けた。
私は今まで3人の人を教えたことがあるが(うちの子のミュージックステップもいれたら4人かな)今は教えていない。でも参加に生徒の有無は問われないし、教えるという目で曲に接するのはすごく自分の勉強になるので前から時間があったら参加したいと思っていたのだ。
実際子供を音大の先生が教える公開レッスンの見学とか、現役の先生の常日頃のレッスンの現状、悩み事を音大の先生を交えてのディスカッションとか有意義な時間を過ごせた。一番よかったのは参加者が弾いて音大の先生がいかに教えていくか実践してくださる時間だった。
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ランラン読破

先日ついにランランを読み終えた。フランス語はやはりよく分からずじまいで半分は類推だけど、やはり興味のあることは困難の壁を乗り越えさせてくれたなあ。でも単語は都度引きだったからほとんど覚えていないけど…。
さて感想はランランのスパルタのお父さん、はじめはベトベンの父みたいに寝てるのになぐって叩き起こして練習させる目茶苦茶な人かと思っていたがそういうタイプてはなく子供の才能をイチ早く見抜き、良い教師につける、上京して学ばせる、募金を募って海外のコンクールに出場させる、海外渡航が困難だった中国で是が非でもビザを取るなど無数の困難を打破り息子がピアノに打ち込める環境を作ってくれた人なのだった。ランランはお父さんととても仲がよく今の彼は父親なしではありえなかったというのがよくわかった。
ローマは一日で成らず同様、あのランランも一人では成らずなのだった。
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