街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

私なりの中津街道(その五)

2006-02-24 02:54:12 | 中津街道
そこで活躍したのが猪で、だから妙見神社の狛犬?は阿吽の猪なのである。
また、公の足が立ったというので足立山と言われる所以でもある。やはり地名の由来には必ず意味があって、適当に付けた訳ではない。
また、桜で有名な安部山公園の上には公の石像があるが、何年か前の地震で倒壊し、作り直したから真新しく見える。
桜を愛でながら街道を歩くわけにはいかないが、突然といっていいほど、勢いよく大きな下り坂になる。その頂上からは、街道が殆ど直線と言っていいほど南に延びているのが見渡せる。目の先は葛原であり、その先は曽根へと続く。
残念では有るが、この筋には古い佇まいは残らない。それでも、ここが街道だったのだなと思われるほどには雰囲気はある。
坂を下ると殆ど平坦な道となり、葛原八幡神社の前に到る。(写真:中津街道湯川~曽根)
コメント
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