杵築を離れ国東半島の付け根を南から北上している。少し腹が空いてきた。
「なんか食べましょうよ」と彼が言う。「ん、何食うか?」と私が言う。
結局粉食いになった。お好み焼きのことである。前回は母とも寄った。前々回は彼とその友人とも寄った。それ以前は妻とも寄った。お好み焼きが大好物ではないのだが安くて美味かったのである。店じたいが洒落て小奇麗なのではない。
そのときは何か美味そうな匂いがしたからである。我々好みの食堂なのである。
何処に向っているのか?そう!また豊後高田なのだ。
国道10号から豊後高田へと分岐するこの地点にこのポストがある。
使われているのか使われていないのか、それは判断できないが、これはこの地点の道標(POST)である。
国東半島を一周してきたわけで、豊後高田にいる。食堂近くの駐車場だ。一隅にある木立の足元。額紫陽花の白が木陰にあって一際目を惹くのである。