勝負塚の様子
雨が降っている。民宿から出る時から雨が降っていた。走れる限り走るつもりなのだが・・・自分の運命(少し大袈裟かな)は雨につきまとわれるようだ。
貸切バス二台の観光客が傘をさして辺りをうろついている。
狭い道に貸切バスを止めて観光客を下ろしていた。運転手が我輩を見つけるなり「移動させますからちょっと待っていただけますか」別にバスがあったからといって邪魔になるわけではないので「いや、構いませんよ。私もここから公園にはいりますから」すると「あ、どうもすみません」と運転手が言う。我輩はびっくりした。今迄そんな言葉を聞いたことがない。堂々と横着に停めているのが普通だからである。自転車が来たからといってよけようなどと考えることなどなかろう。それが目の前では180度違うのだからこちらが恐れ入るというものだ。