御塔山古墳(大分県)
鬱蒼としているし案内が判りにくいということを断っておこう。
御塔山古墳は超大型の円墳で、杵築の資料では径80.5mを測るのである。久留米地方に所在する権現塚古墳は周濠を含めたところで径150mあまりもあるが主墳だけを見ると55mといわれる。最大の円墳は埼玉県丸墓山古墳の102mで、8位が壬生車塚古墳の82mだから当該古墳は日本で9位になる。しかも造出を持ち、畿内周辺にしか見られない形象埴輪が検出されていることが大きな特徴である。大和政権による連合の強さを垣間見るものだと思える古墳なのだが・・・うーむ、見学しやすいようにしてもらいたいな。案内と説明をしっかりと。おっと、4世紀末から5世紀初頭にかけて築造されていると言うことを言っておかねばな。おっと、九州最大の円墳であることを記しておかねばいかん。
また、奇をてらうかのように卑弥呼の墓と言っている人がいるようだが・・・まあ古墳に興味を持ってくれるのならいいのかもな。
当該ブログの記事は平成29(2017)12月25日から平成30年(2018)1月4日までである。
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