街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

中津街道

2009-06-07 00:45:37 | 中津街道

 西は小倉道である。宿場町でありながら以外と道は真直ぐに延びている。
しかし、残念なことなのだがそれらしい建物が無いのである。
 行橋は今では北九州市のベッドタウン化している。それは昭和時代からでもある。そのため道は生活道路としては残るのではあるが建物はそうはいかん。

 そんな昭和のよき時代をほんの少し垣間見ることが出来るものが目に入ってきた。電話番号を見ていただこう。局番は一桁のままである。当然のようにこれでは電話は掛かるまい。中に入ったわけではないが値段表もあり、商品も並べられているようだ。商売っ気がないように見受けられるがこれでも営業中なのだろうな。
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中津街道

2009-06-06 07:05:29 | 中津街道

 江戸初期の創建で所謂八幡造りである。千鳥破風と小さな唐破風がうまく調和している。軒下には大きな注連飾り、三連の鈴、両脇には長提灯、これら総てが相調和し、こじんまりとした神社建築だが、その美的感覚はなかなかのものである。
 細長い参道を歩いて街道に出る。

 参道の入口を中津街道が東西へと延びる。向うは東、中津方面になる。
いきなり今川を渡る。昔は仮橋が架かっていたようだが半ば崩れ落ちていたようだ。そのため川を歩いて渡ったらしい。
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中津街道

2009-06-05 09:46:57 | 中津街道

 正八幡御神木の周りの十二支である。左の丸っころいのが巳(蛇)だ。なんか見るからに情けなさを感じてしまった。蛇はとぐろを巻くものだと相場は決っているのだろうな。これは我々夫婦の干支である。
 この神社は1600年代前半の創建だそうだ。だから御神木も樹齢約400年となっている。この貼り紙は何年前に貼られたのであろうか。

 これは誰が見てもお判りだろう。猿だ。これは長男の干支だ。見猿、言わ猿、聞か猿は有名だが、この猿は何処かを見据えるように行儀良く座っている。

 左が丑。右はびっくりするだろうが丸々と肥えた子(鼠)なのだ。こっちのほうが丑に見えたりするのだが。丑は母と、次男の干支である。
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中津街道

2009-06-04 00:09:57 | 中津街道

 太陽は殆ど真上にある。あと三週間もすれば夏至である。
そんな抜けるような空との対比が面白く、御神木の楠の新緑が五月最後の陽射をこれでもかと言わんばかりに浴びている。

 御神木の周りを十二支が取り巻いている。他の神社では見かけることがなかったが、それぞれ愛嬌があって面白い。
 閑かだ。
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中津街道

2009-06-03 07:04:01 | 中津街道

 湧水する池に太鼓橋が架かっている。その両脇にはこの日のために丹精込めて育てられた菖蒲が並べられている。福岡県宮地嶽神社の数万株には到底及びはしないが、其々の花を愛でるのには丁度よい。

 行橋の東を流れる今川の湧水であろうか。神社をこの流れが取り囲んでいる。
 更に参道と並行し町中に出てゆくのである。
 白色の菖蒲が目にも眩しい。

 抜けるような白と、コバルトブルー、高貴さを漂わす紫、好いコントラストである。育てた人々の優しさが伝わって来ると言うものだ。
 菖蒲祭とは銘打っているが我々だけとは寂しい。陽射が厳しかった所為もあったかもしれないが。
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中津街道

2009-06-02 09:21:06 | 中津街道

 長い参道は中津街道に垂直に伸び、その間に二本の道が通り、参道を三つに分断している。楠木の若葉が青空に映えて目に眩しい。もう初夏の陽射が厳しく射している。

 正八幡はどっしりとした関取が見合っているような姿に見える。重厚さも派手さもない。そんな神社はこの地に好く似合っている。
 今日はこの池で菖蒲祭がおこなわれている。
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中津街道

2009-06-01 06:06:08 | 中津街道

 旧第百三十銀行行橋支店。建物自体は以外とこじんまりとしている。だが、当時の細い道の脇にデンと建てられたのだから、通る人々を相当に威圧したにちがいない。
 行橋は東に今川、西に長峡川(祓川)が流れ、これら二川に挟まれている。この場所は長峡川に程近く、西のはずれと言っていい。

 この看板は東のはずれ近く、街道に面し、長い参道を持つ正八幡神社にある。
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