日々好日

さて今日のニュースは

絶叫デモはテロと同じと石破幹事長ブログ書き込みの反響

2013-12-02 19:10:48 | Weblog
自民党石破幹事長は自分のブログに特定秘密保護法案に反対する市民団体等の
絶叫調のデモはテロ行為と変わらないと書き込んだ。

丁寧に昨日の富山県の講演デモ重ねて批判した。

石破自民党幹事長は自分のブログに国会周辺のデモに触れて、絶対阻止を叫ぶ
大音響が鳴り響き、如何なる勢力なのか知る由もないが、ひたすら己の主張を
絶叫し、人々の静穏を妨げる様な行為は、決して世論の共感を、呼ぶ事はない
でしょうと書き込みました。

又富山県の講演では人に恐怖を感じる様な音は絶対此は許すべきではないと
強調しました。

しかし反響の大きさに対し講演後ブログは削除せず自分の真意を加筆する旨
記者団に示した。

なおテロになぞらえた部分にデモはテロの全ての要件を具備する訳では無いので
撤回するとした。

絶叫するデモは本来の民主主義には反すると云う持論は訂正しなかった。

石破幹事長は絶叫するデモは矢張りテロと同じように人に脅威を与えると云う
点では認識を改めては居ないがテロと同等と云う言葉は訂正した様です。

其れにしても是が非でも今臨時国会で特定秘密保護法案を通したい幹事長の
勇み足と云う処ですか。

政府集団的自衛権憲法解釈は先制攻撃も視野に試案か?

2013-12-02 09:01:55 | Weblog
集団的自衛権は、国際的には各国が持って居ると言うのが定説です。

我が国は憲法9条は、戦争の放棄を唱い、2項で戦力を保持しない、國の交戦権は
認めないとして居る。

確かに此は理想ですが近年其れでは國としてやって行けない事がハッキリしてきた。

其処で朝鮮戦争等で憲法を決めた米国側の要請で、警察予備隊と云う得体の知れない
国家自衛機関を創設し、やがて其れが自衛隊に発展しました。

今では国家予算5兆円で、世界でも有数の戦力と云われる程になってしまいました。
それでも日本は軍隊は保有してないとして居ます。

だから憲法を改正して自衛隊を日陰者から表舞台に立たせよと云うのが安倍首相の
憲法改正論となります。

世界の流れは日本を丸腰のままで放って置きませんでした。

いつの間にかGDPでは米国に次いで二番目の金持ちとなって居ては、世界紛争に
傍観者で居られなくなって来ました。
現在は中国に抜かれてGDPは世界第3位ではありますが・・・

其処で政府は、国際的に認められる集団的自衛権を時の政権が憲法解釈によって
行使出来る様に、運用面で対処して来ました。

此まで防衛出動に関しては、次の3要件がある場合に限り出動出来るとして来た。

自国に対する急迫不正の武力攻撃の発生。
防衛のため他に適当な手段がない事。
必要最小限度の実力行使に限定する。

としていますが、此まで国際情勢等で自衛隊国外派遣が容認され紛争国に対する
同盟国への戦争支援等と随分拡大解釈されて運用して来て居ます。

今回政府は集団的自衛権行使について更に進んだ憲法解釈変更をする試案を纏めた。

憲法9条の下で許容される「必要最小限度の自衛権行使」の範囲に集団的自衛権も
含まれると論理構成を試案で致しました。

此を安倍首相が設置した有識者会合「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」
で議論を進めると云う事です。

大変判りにくい事ですが、ザックバランに云うと國が持っている國を守る自衛権の
中に集団的自衛権も含まれると云う意味です。

集団的自衛権とは自国を守って呉れて居る國や同友国が攻撃されたら共に戦うと
云う事で、これまでの傍観者的立場は許されないと云う事です。

試案では北朝鮮の核・ミサイル問題や、中国海洋進出・尖閣諸島領有権問題等々と
日本を取り巻く安全保障環境の変化を踏まえて、米国等との集団的自衛権行使は
必要最小限度の処置として容認すべきだとして居ます。

簡単に云うと日本の安全が脅かされている現状で米軍等と一緒に守る事を容認すべき
と言う事です。

武力攻撃に対処する自衛隊の防衛出動要件でも、自国への攻撃があった場合に限らず
安全保障上密接な関係に有る國が攻撃された時は防衛出動を可能とする事を明示した。

しかもやられる前にやる、先制攻撃も検討されて居るらしい。

これは韓国が北朝鮮から攻撃を受けたら日本は朝鮮半島に出動出来る様になったと
解釈出来ます。

此処まで来れば嫌でも戦争に巻き込まれる可能性が増えて来たと見るべきでは。

ましてや韓国なぞに加勢せねばならぬとは情け無い。

しかしそれが日本の安全保障に繋がるとなればヤムを得ない事になるのでしょうね。