来春4月からいよいよ消費税増税で8%に引き上げられますね。
各業者はそれぞれ消費税込みに新価格を検討して居る事が明らかになって来た様だ。
一番問題になって居るのが交通機関の運賃では無かろうか。
基本的には現在の運賃に消費税8%を掛けて新料金を出すと云う事ですが、問題は
初乗り運賃の扱い方で各社対応が異なる様です。
電車・バスの新運賃は現在の運賃から5%の税抜き運賃を1円単位で計算しこれに
8%をの消費税加え四捨五入で10円刻みが原則です。
ただ便乗値上げ防止で全体の値上げ率を2・857%以内に抑える必要がある。
そのため事業所次第では一部区間で運賃据え置きや値上げ幅圧縮し調整して居る。
九州の場合はバス56事業者のうち53事業者と鉄軌道18事業者が運賃改定申請を
来年3月まで行い4月から新運賃適用する意向との事。
九州では初乗り220円・140円・160円そのままの処等雑多です。
ただJR九州は本州3JRに較べ運賃が割高なため初乗り運賃は160円据え置き。
是名恐らく全国同じ様な動きではないでしょうか?
なお消費税増税に伴いJR東日本や首都圏の私鉄等でICカード使用の場合は1円
刻みの新運賃を設ける方針。
JR九州や西鉄はICカード普及が進んで無い事とシステム開発にコストがかかる
ので今回は見送る方針とか。
なおタクシー運賃にについても国交省が年明けてから基本方針を明らかにするとか。
因みに1997年消費税が5%になった時九州タクシー会社905社が初乗り運賃を
10円上げ加算料金を80~90円料金刻みはそのままで走行距離を6~8メートル
短縮したそうです。
何れにしてもバス・鉄道・電車・タクシー全て値上がりすると云う事ですね。