日々好日

さて今日のニュースは

武器輸出三原則特例処置銃弾1万発韓国軍への無償提供波紋

2013-12-27 08:33:29 | Weblog

先日国連を通じ南スーダン国連平和維持活動に参加して居る韓国軍から銃弾
1万発の無償提供要請があった。

此に対して我が国は武器輸出三原則の特例措置として要請を受け銃弾1万発
の韓国軍への無償提供をしました。

この事で各方面に様々な波紋が起きて居ます。

まず無償提供を受けた現地韓国軍から大変助かった、此は韓国軍と日本軍の
強い絆の象徴とベタ褒めの謝辞があったと現地からの報告。

しかし韓国政府は違った返答です。
韓国国防省は銃弾はまだ有ったが予備的ものとして国連に要請したとしました。
又韓国政府もあくまで此は国連に要請したもので日本に要請したものではない
点を強調し日本から助けて貰った事は否定しました。

ただ現地の様子からは相当逼迫したものがあって本国から銃弾を取り寄せる
余裕がなかったのではないか?

韓国としてはあくまで仇である日本に銃弾の無償提供等云える立場で無いが
口径が合う銃弾は日本しかなく国連に泣きついたのでしょう。

韓国政府はPKO活動で必要物品の融通はよくある話しで、冷え込む日韓関係
とは別問題として扱って居ます。

処が日本政府の一部ではこの一連の動きを日韓対話の糸口にすると共に
2014年防衛大綱に決められた武器輸出三原則の廃止の前倒しで例外措置
としてなし崩しに実績を挙げて行こうと云う下心が見え見えですね。

安全保障や防衛態勢の強化を狙う安倍政権に取っては大変絶好な機会だった
様です。

しかし反面「ミツギ」役のピエロの様な気がしてなりません。

無理して「貢いだ」割りには感謝されるのが少なく却って叩かれては割りに合い
ませんね。


安倍首相靖国参拝で日米関係より国益選択の米政府

2013-12-27 06:45:02 | Weblog

安倍首相の年末の靖国神社電撃参拝は各方面に衝撃を与えた。

一番安倍首相として想定外だったのが、米国が同盟国としての異例の批判
でした。

一応想定はして居たのでしょうが意外とクールな反応に驚いて居る様だ。

米国は安倍政権との繋がりより米国の国益を選択した事になります。

米国としては日本より大きな視野で世界的捉えて国益を優先して来た國です。
敢えて安倍首相が反発覚悟で電撃参拝を行った事に米政府が失望を表した
事が日本政府には相当応えた事です。

此で韓国・中国は我が意を得たとばかり暈にかかり日本叩きが益々激化して
来る事が予想されます。

確かに靖国神社は他の国と違い國のため戦った英霊と共に戦争犯罪者と
云われて居る戦犯が合葬されて居るのが問題です。

安倍首相は國のため戦った戦士に対して慰霊の参拝の積もりでも、外国は
併せて戦犯崇拝と取るのでしょう。

靖国神社は、そもそも國のため戦い亡くなった英霊が故郷へ帰るための
一時停泊所として設けられた施設で、戦犯を合葬するのは無理があった。

その点今次大戦でヒドイ目に遭った近隣国から厳しい目でみられるのは
一応理解できるが、しかしそれが日本叩きのターゲットとして利用されて
居ることには反発も覚える人も多いと思います。

徹底した内政干渉は余り良いものではないが物事を余り簡単に解釈
するのもどうかと云う点があります。

あまり世界を舐めては不可ませんね。

ただ此で米国にも見放され日本が益々孤立化するのは避けたいものだ。

安倍首相が敢えて火中の栗を拾った意図は何なのか?

ただ浅はかな思いで国民が皆犠牲になるのだけはご勘弁願いたい。