日々好日

さて今日のニュースは

みんなの党分裂15名で新党結成か?

2013-12-10 08:31:30 | Weblog
渡辺代表と江田元幹事長との意見の衝突でギクシャクしだした「みんなの党」はとうとう
江田氏が離党して新党結成する事になった。

みんなの党や日本維新の会は第三勢力として大変期待されたが、予想に反して大きく伸び
なかった。

又主張するものも何か一貫性に欠け見栄えしない政党となった。

元々みんなの党は自民党を外から改革すると言う渡辺氏独専の政党とも言われ所詮自民党
の亜流政党と見なされていました。

其処に通産官僚の江田氏が、脱官僚・生活重視の渡辺みんなの党に参加したものです。

みんなの党所属議員35名の内今回離党するのは衆院議員8名・参院議員6名計14名で
みんなの党の4割の所属議員が離党する事になる。

新党結成は先に離党した無所属議員を合わせ15名で立ち上げるとの事です。

江田氏は渡辺代表が結党の原点を見失い安倍首相にすり寄り官僚支配を増長させる秘密
保護法案修正協議を初めから賛成ありきで進めた事を批判した。

今後は日本維新の会・民主党の一部を巻き込んだ野党編成に向けて活動する事を表明した。

言うなれ「両雄相い立たず」の勢力争いで、コップの中の嵐にも似て、みんなの党には
大変な痛手であっても、政界には体した影響を及ぼさないだろうと言うのが専らの噂。


秘密保護法案成立で内閣支持率急落世論調査で修正廃止論8割に達す

2013-12-10 07:03:34 | Weblog
今回国会閉幕寸前に、特定秘密保護法案を強行成立させた安倍政権に対する風当たりが
ひどくなった模様。

共同通信社が急遽行った「全国緊急電話世論調査」が如実に物語って居ます。

まず安倍内閣はアベノミクス効果期待で最高は80%を超える様な高支持率でした。
その後も上下があっても常に60%を超える高支持率を続けて参りました。
処が今回の調査では47・6%に急落しました。

内閣存続ラインと言われる20%前後には至って居ませんが、それにしても大変な急落です。
又内閣不支持率も38・4%と此も急上昇しています。

その原因に挙げられる特定秘密保護法成立ですが、世論調査では保護法に対し反対と回答
したのは60・3%で賛成24・9%を大きく上回って居ます。


またこの法律を、来年通常国会以降に修正せよとの回答が54・1%も有ったそうです。
廃止せよとの強硬回答が28・2%で修正・廃止を主張する回答は合わせて82・3%
もあった。

如何にこの法律に対して国民が危機感を持って居るかが窺えます。

この法律に不安を感じると回答したのが70・8%も有った事が大変良く示して居ます。

一番国民が気にして居るのが、報道機関の取材が充分に出来なくなるが40・4%。
一般の人が処罰の対象になりかねないとの回答が35・6%。
秘密指定が充分にチェツクされないが35・3%でした。

この法律は秘密事項が秘密と蔭口を叩かれ、政府の都合の悪い情報は隠し漏洩したら厳重処罰に
なりかねないとの危惧があります。

また特定秘密事項指定や期間等にも疑義が持たれチェツク機関にも不安視されて居ます。

機密漏洩の罰則強化には賛成でも公務員が萎縮して情報公開に消極的になり国民の知る権利や
報道の自由が侵害される畏れが出て来ました。

此について安倍首相が臨時国会閉会を受けて記者会見を行い、その席で秘密法の必要性を強調した。

又国民の知る権利侵害に対する懸念に対しては「国民の叱責と謙虚に真摯に受け止めねばならない
がもっと時間を取って丁寧に説明すべきだったと一応反省の姿勢を示した。

しかし知る権利を奪われ通常生活が脅かされる懸念が心配されて居るが断じてあり得ない事。
今ある秘密の範囲が広がる事はないと強く否定しました。

ただこの法律を設定した安倍内閣の時はそうでも安倍内閣も永遠に続くものではありません。

時の内閣の運営の仕方ではこれは飛んでもない悪法に変身する可能性がある法律だと言う事を
国民は自覚すべきではと思われてなりません。