日々好日

さて今日のニュースは

来春の通常国会は1月24日招集か?

2013-12-17 08:36:54 | Weblog

先日臨時国会が閉幕したばかりと言うのにもう次の通常国会開幕の話しです。

政府与党は次期通常国会を1月24日招集する方針を決めた模様。

この頃すっかり外遊ずいた安倍首相は1月25日からインド訪問が予定されて居るので、
その前日通常国会を召集して、首相の施政方針演説等政府4演説を済ませるとの事。

その後インド訪問を終えてから衆参両院本会議で代表質問を受ける事になって居る。

先般から話題に上がって居る衆参両院での首相出席が諸外国と較べて異常に多いと
言う点については、国務優先か国会優先かの問題があって大変難しい問題だ。

どうでも良いと言えば語弊があるが、あらゆる国会審議に首相が立ち会わねば事が解決
しないのか?
世界情勢が厳しい折諸外国との付き合いが、国会参加で支障が出てくるのではと言う
懸念等が問題提起の理由らしい。

まだこの事は審議中で、ハッキリした説明はなされて無いようですが、今後益々起きて来る
事でしょう。

今回の通常国会は消費税8%引き上げを前に組まれる景気下支えの経済対策を盛り込んだ
2013年補正予算の審議や14年度一般会計予算も3月までに成立させねばなりません。

今まででは年末になるとたたき台となる来年度予算案が示されて居ましたがこの頃は
まだ模糊とした噂話の段階の様だ。

あれもこれもと手を出して2014年度一般会計は96兆円台で過去最大との模様。

景気の好転と消費税増税で税収増が見込まれ国債発行は押さられそうですが歳出の削減が
図れず財政健全化はまた遠のいた感じですね。

 


12月の日銀短観景況感中小企業もアップとの事ですが・・・

2013-12-17 07:14:01 | Weblog

日銀は12月の企業短期経済観測調査所謂「日銀短観」を発表しました。

日銀短観とは日銀が全国の企業のトップ等から景況感・設備投資計画・雇用状況等を聞き取り
指数化された業況判断指数「DI]で大企業や中小企業の景気状況を判断するものです。

景気がよくなったと回答したものから、悪くなったと回答した数を差し引いた指数等がDIです。

大変大雑把なものでそんなものが信用出来るのかと云う声もあるが何故か不思議に的確に
景況感を把握して居て、年3月・6月9月12月と4回日銀は発表します。

今回12月の日銀短観は、大企業の製造業・非製造業は言うに及ばず、中小企業の製造業が
6年ぶり、非製造業が21年ぶり景況感が広がって居る事を明らかにしました。

アベノミクス経済政策で円安が続き、業績が好転した事、安倍政権が打ち出した設備投資促進
政策・其れに来年4月からの消費税増税前の駆け込み需要等が影響したものと見られて居ます。

細かく見ると大企業製造業は前月9月比で4ポイントプラスでプラス16ポイント。
同じく非製造業は6ポイントプラスでプラス20ポイント。
中小企業製造業は前回比で10ポイントプラスでプラス1に。
同じく非製造業は5ポイントプラスでプラス4となった。

今後の3ケ月後の予想DIも発表された。
大企業製造業はプラス14ポイントで、非製造業はプラス17ポイント。
中小企業製造業はマイナス1です。
これは消費税増税の駆け込み需要の反動で景況指数の悪化が予想されるとの事。

12月短観を大企業の業種別に見ると製造業・非製造業の計28業種の内20業種で改善が見れる。

駆け込み需要が顕著な住宅販売が好調で木材・木製品は17ポイントアップで65ポイント。
窯業・土石製品が15ポイントアップでプラス44ポイント。

なお中小企業DIも24業種が改善された。

しかし此はあくまで企業のトップの景況感を表したものでどうも余り信用出来ない気がしてならぬ。