日々好日

さて今日のニュースは

WTOやっと3分野で合意出来たが・・・

2013-12-09 09:11:02 | Weblog
WTOの念願の新多角的貿易交渉ドーハーランドは、各国の利害で停滞、消滅の危険に曝されています。

世界は2001年に始まったドーハーランド交渉を、諦めたのか各国はTPP交渉等や2国間のETA交渉
に重きを置きだして来ました。

しかしまだWTOのドーハーランド交渉を世界は諦めたのではない。

今回インドネシアで開かれたWTOの公式閣僚会議で、この停滞するドーハーランド交渉の内貿易円滑化等
3分野の部分的合意を盛り込んだ閣僚宣言を採択しました。

この会議は、ドーハー交渉再生の最後のチャンスと言われて、経済効果が期待される一方8分野の内残る
5分野が難航しそうで今後の展開は悲観的と言うのが大凡の見方の様です。

今回合意した3分野は次の通りです。

通関業務の簡素化等貿易円滑化。
農業途上国の農業補助金の特例措置等。
後発途上国支援。

ですが肝心の農業・工業品の関税削減に関するおおきな問題点は今だ先が見えません。

日本のTPP交渉でもこの問題が最大の難関と見られているので、ましてや世界相手では難航するのは
当たり前でしょう。

地域も参加国もそれだけ多く國の利害関係は又難しくなって来ます。

この採択された閣僚宣言では、残る5分野と農業分野の残りの項目の合意に向けて作業計画策定の準備に
取り掛かる事としています。

何か合意に至るのは遙か遠くの様な気がします。

WTOに期待しない国々は、TPPの様な地域連携協定とか2国間の自由貿易協定にドンドン逃げて行く
のではないでしょうか?

自由に貿易を活発化にするため関税撤廃を願いながらも、自国産業保護のため外国製品に関税を課す事は
ヤムを得ない事と言う矛楯をどう解決していくか?

此は大きな問題で各国が頭を痛める最大事で扱い方を間違えない様にしたいですね。


12月8日昨日は太平洋戦争開戦の日でしたね

2013-12-09 06:59:17 | Weblog
12月8日はあの忌まわしい太平洋戦争開戦の日でした。

忘れてはならない日ですが、我々昭和世代の人さえ忘れ去ろうとしています。
かく言う私も完全に忘れていました。

太平洋戦争は元々大日本帝国が欧米の植民地となって居るアジアが一体となって、日本の手で開放し輝かしい
大東亞共栄圏を構築し欧米に対抗しようと言う構想で始めたと言うのが、日本軍部の言い分です。

此が日本国の敗戦によって連合国のGHQが強制的に大東亜戦争を太平洋戦争と名称変更させたものです。

世界第二次大戦では、アジア方面での戦争と位置ずけられて居ます。

欧米ではドイツ・イタリアが連合軍相手に戦い、日本はアジアで連合軍と戦うと言う三国同盟を締結された。

他にこの戦争は世界維新戦争・アジア維新戦争・昭和維新戦争とも呼ばれ、この大戦で世界中が大きく変わった。

第二次大戦後の世界はすっかり様変わりし各国共、近代化が急速に進んだ。
アジアはその後開放されそれぞれ独立国となった。
日本は軍国体制から民主主義国家に大きく変貌しました。

将に維新戦争と言われる所以です。

ただ日本がこの大戦を引き起こした原因は、当時台頭してきた日本を叩くため、黄禍論が巻き上がり米国では
移民法を改正して人種差別を強化しました。

また欧米が日本封じ込み作戦でAライン・Bライン・Oライン等と称し日本を追い詰めて来ました。

日本も絶対絶命で、あと残されたのは戦争しかない処まで追い詰められて居た。

丁度今の北朝鮮と同じ様な情況に追い込まれて居たとも思われます。

そして耐えに耐えて遂に12月8日陸軍はマレー半島で、海軍はハワイで軍事活動開始した。

米国はこの真珠湾攻撃を予測して居たにも関わらず先に手をだしたのは日本だと言う鮮明にするために何等かの
手も打たなかったと言われて居ります。

事の真偽はさておいて、日本国民これに大きな代償を払わされました。

初めは斯く斯くたる戦功で日の出の勢いの日本ですが何せ世界を相手の戦争です、物量に優る米国相手では
余りにも無謀すぎる戦で次第に敗戦の色が濃くなってきました。

終戦間際の4年目は、何回も波状的に東京等は大空襲に襲われ殆ど潰滅状態です。

又最前線となった沖縄攻撃は雨あられと降りかかる爆撃で見るも無惨な姿になった。

それに息の根を止める事となった広島・長崎の原爆投下です。

これは米国の原爆の実験に日本がターゲットにされた事は明白です。

ただ米国は戦争を早く終わらせ犠牲者をこれ以上出さないためヤムを得ず投下したと説明しています。

其れも一つの大きな理由でしょう。

しかし対独逸戰が終了し、ロシア参戦で早く戦争を終結させたい米国が焦って居た事。
またやっと完成した新型原子爆弾の実戦実験を急いで居た事。

このため急遽敗戦は時間の問題といわれた日本に原爆投下が行われたのが真相らしい。

有る意味では軍部の強硬派の本土決戦は広島・長崎市民の犠牲のお陰で避けられたとも云えます。

この戦争で日本人のどれだけの尊い命が亡くなったか?

二度と起こしたくない戦争です。

だがこの頃は韓国・中国との関係が悪化しいつ戦争が起きてもオカシクない情況になりつつあります。

もう昔の轍は踏みたくありません。

昨日の太平洋戦争開戦の日を思い出して、二度と戦争が起きないように努力すべきではないでしょうか?