建設業の下請け業者全国組織「建設産業専門団体連合会」が経団連等３０団体に
復興工事・東京五輪工事は安値発注は請け負わないと言う決議文を送った。
と同時にゼネコンも此に同調して下請けと同じ様に安値発注を拒否する事とした。
一見当然のように見えるが足下を見た卑怯なやり方とも取れます。
しかしよく考えて見ると下請け業界は抗議する相手を間違えて居るのではと思われて
なりません。
抗議相手はゼネコンでは？
それをゼネコンが同調するとはあきれ果てて物が言えませんね。
確かに世の中アベノミクスとやらで全て物が高騰し利潤確保は大変厳しい。
だから安値の工事はやらないのはどうかと思う。
変な手抜き工事をされるよりましかも知れないが、問題があるのでは。
工事の遣り方を変えるとか色々工夫して経費節減を図って来たこの業界ではなかった
かな。
其れを緊急な復興工事や東京五輪工事と云う政府が約束した工事を前にダダを
こねるとしか国民の目には映りません。
確かに下請けの窮状は判るが、それをゼネコンが一緒になってとはどうもガッテンが
行きませんね。