文科省は小中高校で教える内容・授業時間を定めた学習指導要領を2016年度に
全面改定する方針を固めたとの事。
元来学習指導要領は10年毎目安に改定されてきました。
現行小中学校指導要領は2007年度に、高校指導要領が2008年度に改定された
ものだそうです。
今回文科省は14年度に中央教育審議会に諮問して2020年度全面実施を目指す
として居ます。
この学習指導要領の大きな改定点は下記の通りです。
国際的活躍出来る人材育成のため小学校から英語教育を充実させる。
小学校では授業時間を増やす。
高校では日本史を必修科目とする。
現在小学校で正式教科でなく「外国語活動」として小5から実施して居る英語教育を
小3から始める。
小5・小6生は正式教科に格上げ成績評価の対象とする。
小3・小4生は週1~2時間とする。
小5・小6生は週3時間とする。
現行指導要領で減らされた「総合的学習時間」の必要性を認め現状維持する。
国語・算数等主要教科時間数は維持。
従って英語教育時間が増える事となる。
大変発想は良いが現在島根・岩手等が何処に有るのか知らない小学生に英語教育
には疑問がある気がします。
もっと先に教えるべき事があるのでは?
又英語を教える教師についても現在の状況では無理な感じがしますが・・・