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さて今日のニュースは

諫早開拓開門派國に1日1億円制裁金間接強制申し立て

2013-12-25 08:54:56 | Weblog

諫早開拓堤防水門を因果関係調査のため開門する様に福岡高裁が判決を下し
その期限はが今月20日までとなって居た。

しかしもし開門すれば、開拓事業に重大な被害を及ぼす恐れがあると長崎県が
強固に反対し判決不履行となった。

此に対して開門反対派は國に対して1日1億円の不履行制裁金請求のベラボウな
申し立てを行った。

もし此が通れば確定ご3年分毎日1億円の制裁金を國が支払わねばなりません。

そもそも・この調査開門そのものがオカシイもので、漁業者の立場で有明海の
漁業不振は全て諫早開拓のせいにして因果関係解明と云う事で開門判決が
出されたものです。

その推進をしているのが佐賀県で自分所も諫早干拓に負けない様な干拓工事を
して居るのにそれは黙って長崎県の干拓にイチャモンを付けています。

これは熊本も福岡も同じです。

確かに諫早開拓も漁業不振の大きな要因の一つであるが、有明海関係3県が
自然と有明海を食い物にして漁業不振の要因をつくって居る。

だが諫早開拓は大きな國の公共事業です。
國の公共事業には今逆風が吹いて居て国民の賛同を得られしバッチリ補償金を
分盗る事も可能です。

売名の弁護士団に踊らされ、漁民対農民・長崎県対佐賀県の争いになりました。

現在國が進める調査開門は部分開門で、とても因果関係が判明する様なものでは
ないとと言うのが専門家の言い分です。

それでも漁業者が云うのは因果関係の解明ではなく如何に補償金を沢山取るかと
云う事です。

自分たちが過剰養殖して水質が悪くなったのは棚にあげまた天候異変などで
漁業不振になったとすべて諫早開拓のせいにするのはどうかと思う。

確かに一因はあるのだから何だかの補償金支払いは仕方無い事だと思うが、
不履行制裁金1日1億円は少し遣り過ぎではないか?

それは皆我々の懐から出される事だから、其処まで請求するなら自分たちも
チャントして欲しいものだ。

まず開門前に各県の埋め立てでどの様に有明海の様子が変わって行ったか。
その実害をコンピューターで推定するのは手易い事ではないか?
これは諫早開拓に限定しないで遠く明治時代からの大牟田港埋め立てにまで
遡り推定するのが至当だと思われます。
勿論築後川の河川工事も勘案して頂きたいものです

この様な事にシロウトの裁判官の判断を信用するのもオカシイ事です。

裁判官は因果関係が諫早開拓にあると断定し開門調査の判決を出し其れを
福岡高裁が追認した。

当時政権交代で菅民主党首相時代です。

公共事業を目の仇にして居た民主党政権の首相ですから、これに飛びついて
上告を國が断念して判決が決定した経緯があります。

此まで強引に国策として推進してきた國が手の平を返す様に反対の立場に
たった。

國を信用して干拓工事を進めて来た長崎県はハシゴを外された格好ですね。

もし調査開門が行われると部分開門で漁業者・農業者両方とも得する事は
ありません。

漁業者にとっては結果如何より如何に補償金を取るかが、問題なので、
どうなっても構わないでしょうが、農業者にとっては根底から開拓が否定される
ので生死の分かれ目となります。

長崎地裁が出した開門差し停め決定は農業者にとっては有り難い事です。

因果関係が明らかになって居ない現在で、國が期限内開門を断念した事は
賢明な事だと思います。

また佐賀県側に立った佐賀地裁の制裁金支払い命令が出される可能性も
あっていよいよドロ試合の様相が濃くなって来ましたね。

それにしても1日1億円の制裁金とはベラボウな請求ですね。


防衛優先・企業優遇?来年度予算案決定す

2013-12-25 06:55:34 | Weblog

政府は2014年度予算案を閣議決定しその全貌が明らかになった。

結論から云うと歳出総額は過去最高。
社会保障費関係が30兆円を超えた。
消費税増税で税収となった分歳出が増え債務が膨らんだ。
増税の直撃を受ける国民への配慮が乏しく、企業優遇の予算案。
安倍政権の防衛優先の予算案。

細部に亘り見ると、歳出総額は95兆8823億円で過去最高。
政策経費も72兆6121億円過去最高。

社会保障費関係は全体の31・8%で、30兆5175億円で前年比1兆3951増
公共事業費は全体の6・2%で、5兆9685億円。
防衛費は全体の5・1%で、4兆8848億円。此には米軍再編関係費含む。
(1前年比で1310億円の増)
地方交付税は全体の16・8%で、16兆9050億円2年連続減額。
(一般会計からの支出は16兆1424億円)
文教・科学振興費は全体の5・7%で5兆3687億円。
(内訳は文教関係4兆680億円・科学振興費1兆3007億円。

一方税収は消費税増税等で、6兆9000億円増の50兆10億円と増えたが、                 その分歳出も増えて国債発行は41兆3000億円となった。
これは予算の43%を占めて居るので半分近くは依然として借金と云う事になる。

安倍首相は来年度はデフレ脱却・経済再生・財政健全化実現のための正念場だと
強調しました。

この予算案は13年度補正予算案と共に年明けの通常国会に提出され審議されます。

国債発行暫定法等要らなくなった現在おまけに自民党多数の国会ではこのまま
スンナリ可決成立するのは時間の問題だと思われますね。

この予算案の語呂合わせで西日本新聞の春秋欄で面白い事云って居たので転載。

「9るしいね・消費税5%から8%に跳ね8がり・老後の2担増に3(身)も細る。

見事ですね、よく言い当てていますね。