2014年の春闘は、政府がデフレ脱却景気活性化には賃上げが不可欠とばかり補助金等で
企業の尻を叩き大企業の大半はベア等の大幅賃金アップが実施された。
其処で経営が厳しい中小企業の動向が注目されて居ました。
今回日本商工会議所の調査で、全国中小企業の半数近くが2014年度に賃上げ実施又は
実施見込みである事が判りました。
又賃上げ内容は給与全体の底上げになるベースアップが34%であることも判明した。
各中小企業のベアの理由は、人材の定着・やる気の向上が一番で、景気回復傾向にあるので
人出不足でライバル会社の人材引き抜きを警戒したのが最大の理由かとも思われるとか。
やる気を引き出すためにも賃上げは不可欠条件となって居る様だ。
しかし賃上げ内容としてはベアは34%で後は定期昇給対応が75%であったとか。
まだ給与全体の底上げには大半が将来の事を考え躊躇すると言う姿勢の様だ
尚賃上げを実施するか未定の中小企業は全体の33・2%で、賃上げを見送る中小企業は
18・2%あったとの事です。
矢張り中小企業は大企業と違い厳しさは違う様ですね。