日々好日

さて今日のニュースは

訪欧中の安倍首相NATO理事会で平和貢献の日本強調し協力強化表明

2014-05-07 08:40:03 | Weblog

ヨーロッパ訪問中の安倍首相がベルギィーのNATO理事会で演説しました。

日本は、世界平和と繁栄に向けて、積極的平和主義を実践して居る国家を強調
して、日本にとって基本的価値を共有するNATOとは、必然のパートナーであり
今後とも協力強化を表明しました。

また日本は集団的自衛権行使で世界の平和と安定のためどの様に貢献すべき
かを政府方針として纏めて居ることを強調しました。

又その後で開かれた共同記者会見では集団的自衛権行使容認で憲法解釈変更
の閣議決定は期限を決めて居ないので急がない事を示したそうですが、是は少し
疑問が残るのではないのか?

流れを見ると、公明党の賛成を得るため領土内行使等地域限定し、何が何でも
今国会で法案成立を急いで居るとしか見えませんが・・・・

処で今回の安倍首相の演説の中で注目すべきは中国に対する牽制の演説を
した事です。

演説の中で国際社会の懸念事項として、軍事費を増大させ、海洋進出を図る
名指しで中国を牽制した事です。

現在日本と中国は尖閣諸島問題等で険悪な状況になって居ます。
是は日本だけでなく、フイリッピンやベトナム・インドネシア等の東南アジアとも
領有権問題で争いが起きています。

中国の覇権主義はアジアにとって大きな懸念事項となっています。

中国国内でまたテロ事件が起きて国内的にも緊張が走っている状況ですので
中国共産党は国民の目を海外に向けさせるため更なる騒ぎを起こす危険性が
出て来たとも思われます。

そう言った意味では韓国と同調して日本叩きを激化させる口実になる恐れも
出てきた様ですね。

ただ訪中の日中友好議連の高村議員が、日中首脳会談を提案して居るが
したたかな習国家主席は歴代の国家主席に較べて反日感情の強い主導者
の様で望みはあまり無いようですね。


災害時ライフライン停止事再生エネ集約緊急送電の新手実証実験始まるか

2014-05-07 06:26:45 | Weblog

災害事一番困るのはライフラインの停止です。
何時も当たり前の様に使って居た、電気・瓦斯・水道・電話等が使えなくなったら、
下手をすると命に関わる事になる事もあり得る。

特に電気・水道は深刻ですね

其処で鹿児島県川内市と九大等の大学・三菱電機・九州電力等の、産学官が連携し
大規模災害で電力会社の基幹送電網が喪失した場合、再生エネを利用出来ないか
と言う実証実験を始める計画があるとか。

そう言った場合被害を受けてない太陽光発電等の再生可能エネルギィーや各企業の
予備発電を集約して、緊急の医療機関・避難所・行政機関等に電力供給が出来る様
システム研究を行うと言う事です。

川内市は現在は停まって居るが九電の原発が稼働する街です。
是まで川内市は川内川の水害で何回も悩まされた経緯が有るので、地震・水害に
よる停電時、再生エネ等で電力を確保し融通し合う仕組みの構築が出来ないかと
産学官で共同研究会を発足させたものです。

是は全国的にも例がない取り組みで中央省庁も注目、結果次第では全国的活用
出来るシステムにしたいとしています。

構想としては地震等で市内外の発電所や送電設備が被災した場合、市内の火力
発電所や原発で発電した電力は一旦市外の変電設備に送る様になって居ます。

もし基幹送電線が被災すれば発電所が稼働して居ても市内は停電すると言う寸法

其処で地域に点在する再生エネの発電設備・各企業の予備電源を九電とは別の
送電線を使い医療機関や避難所・行政機関と結び、配電網を多重化する。

電力を融通するため双方向に送電出来る設備を整えるとの事。

九大がシステム全体を研究。
大学が電力需要を検討。
企業が技術面で助言。
川内市が再生エネ電源拡大に取り組む。

早速中間報告を6月に纏め市役所と周辺施設を独自の配電線で結ぶ実証実験を
予定との事です。

 現在の川内市の再生エネの発電量は3・1万KWだが、15年度末までには8・4万KW
まで拡大する見込みとかで是が稼働すれば同市の全世帯の電力を賄う事が出来る。

ただ問題は電力自由化の緩和規制する電力事業法改正が道半ばにして電気送配電線
分離今だ検討中で電気の供給も電気事業者に限られて居るで早急な規制緩和が必要。

全国に先駆けての実験実施で成功し、この構想が導入されれば良いのですが・・・