日々好日

さて今日のニュースは

公益法人改革6ケ年経過公金100億円行方知れず

2014-05-29 14:47:55 | Weblog

NHKクローズアップ現代で公益法人改革を取り上げて居ました。

公益法人は文化・福祉・スポーツ等の分野で公共の利益を増進する事を
目的に國や都道府県が許可し補助金等の執行に当たるとされて居る。

処がこの公益法人はいい加減な所が多く実態が無く官僚の「天下り」や
「わたり」の受け皿に悪用されて居るケースが多いとか。

公益法人は比較的簡単に設立が出来るため、24000もの公益法人が
存在さて居たが、現在は3500団体消滅し9000の公益法人が残って
居るとか。

現在336の団体が実体のない法人で解散手続きさえ出来ず、補助金
等100億円が行方不明になって居る事が判った。

補助金等の甘い蜜に群がって食い物するシロアリ的存在の有象無象の
輩が勝手放題遣り放題です。

克って日本漢字能力検定協会やKSD等が起こした事件等で公益法人
抜本改革が始まりました。

あれから6年経過しやっと改革の方針が決まった様です。

是までの公益法人はいい加減なもので、行政のさじ加減で簡単に設立され
行政の管理も杜撰なもので、不心得者が介入出来る余地が多かった。
悪知恵が働く天下り官僚の場合が多い様ですね。

今後は理事等の責任を明確にする事。
毎年活動等の報告を義務づける。
行政は是正勧告や解散命令が出せる様にする。

公益法人を100%出資営利目的の一般社会法人と公益法人に分ける。

公益法人24317のうち、公益法人として残ったのは9054で解散した
のが3581であとの11680は一般社会法人へ移行した。

一般社会法人は簡単に設立され立ち入り検査も不能で資産の確認も
出来ないとかで、現在不法な手段に悪用される可能性が出て来たとか。
詐欺等が一般社会法人の名の元で行われる事もあると言う。

是は不法ではないが財産の相続で税金逃れに利用されて居ると言う。

今回の公益法人改革はどうも的外れの感じがしてならぬ。


原発過酷事故シェルター避難で大丈夫なれどそのシェルターは

2014-05-29 07:51:06 | Weblog

原子力規制委員会は新規制基準を満たした原発で過酷事故が起きた場合周辺
住民の被爆線量を試算して発表しました。

それによると原発から5キロ圏外に被爆線量は、国際原子力機関の避難基準を
下回るとした。
しかし是は新規制基準を満たして居ればと言う前提条件があります。
因みに原子力機関の避難基準は1週間当たり100ミリシーベルトとなって居ます。

本当に大丈夫なのか疑問が残りますね。

規制委員会は距離に関係なくコンクリート製のシェルターに2日間待避すれば線量
は50%減ると発表しました。
なお木造家屋の場合は25%だけ減ると合わせて発表。
また5キロ圏内であっても高齢者・入院患者等は無理をせず屋内避難で適切に
安定ヨウ素剤服用すれば良いとも発表した。

が是も本当だろうか俄には信じられませんね。

問題の一時的屋内待避施設シェルターの整備は進んでない事です。

シェルター建設条件は5キロ圏内・30キロ圏内の離島・半島となって居るらしい。

またシェルターが整備されても住民全てが利用出来るかと言うと其れは否定的で
大半は入れないとか。

当然優先順位となってくるのでしょうね。

万が一に備える事は大切ですが中国諺で杞憂は杞と言う人が天が落ちて来ると
憂った事から生まれた言葉と言う。
我々もこの様な愚かな事に迷わされて居ないか?

其れは難しい問題でもある様ですね。


日本維新の会石原氏・橋下氏分党さて野党再編は?

2014-05-29 07:03:48 | Weblog

日本維新の会は石原氏と橋下氏と言う二つの巨頭が共同代表と言う不思議な
政党で選挙対策の烏合の衆の感じは免れませんでした。

処が「結いの党」との合流協議に中で、憲法問題で日本維新の会と結いの党は
憲法改正による統治機構改革と挙げたのに対し、石原代表は自主憲法制定の
明記を要求した。

合議相手の結いの党も自主憲法制定は現行憲法の破棄で野党再編の障害に
なると反対した。

他にも橋下代表と石原代表との意見の相違はまだまだあった。
憲法問題の他に脱原発派の橋下代表に、推進派の石原代表。
夏までに野党再編を急ぐ橋下代表と再編を疑問視する石原代表。
みんなの党から喧嘩別れした江田新党とも言える結いの党との合流には反対の
立場を石原代表はとって居ました。

今回の日本維新の会から石原氏が分党した事に対して民主党を始め野党は
一応に歓迎して居る模様で今後野党再編が進展する可能性がうまれた。

ただ現在の野党は弱小で幾ら合同して掛かって来ても盤石の体制の自民公明
の与党には敵いません。

それ程一党制圧の力がありますが、まだ公明党の力を借りねば衆院の3分の2
は占められません。
其処の処が自民党の泣き所かも知れませんね。

国会の渋滞で何も決まらない国会の解消は出来たが、今度は数の力で何でも
思いの儘決めてしまう国会になっています。

野党の奮起が望まれますね。