日々好日

さて今日のニュースは

何かと問題が多かった原子力規制委員長代理任期満了さて後は?

2014-05-28 07:25:29 | Weblog

現在原発の将来を握って居るのは原子力規制委員会と言っても過言ではない。
規制委員会のサジ加減で、原発再稼動や新しい原発建設が決まる。

現在原発再稼動安全審査は、16原発48基中11原発19基の安全審査申請が
出されて居ます。

その中で6原発10基が先行審査で中でも九電川内原発1・2号は最優先審査。
関西電力高浜原発3・4号機と大飯原発3・4号機先行審査。
北海道電力泊原発3号機等も先行審査となって居ます。

直ぐにでも安全審査が終了するかに見えたが起こり得るあらゆる事態に対応
出来る様に審査が厳しくなって次々と再稼動は先延ばしにされて居ます。

再稼動のキィーを握るのが原子力規制委員会です。
とりわけ委員長の権限は大きい。

今回原子力規制委員会の委員長代理と委員1名が9月に任期切れとなります。
政府は後任人事で新たな委員を選考し衆参議事運営委員会理事会に審議を
提示しました。

現規制委員長代行は電力会社に厳しい注文を出して再稼動を急ぎたい自民党
や電力会社から不満が出され、疎まれて居たとの事です。
その分原発反対派には強い味方でした。

今回政府が提出した後任人事は何れも原発推進派には有利な人事の様です。
色々問題多き人事の様にも思われますね。

今後原子力行政はどう動いて行くのでしょうね。

原発再稼動は?新しい原発建設は?・・・


TPP日米協議難題の豚肉関税益々紛糾か?

2014-05-28 06:48:21 | Weblog

今回のオバマ大統領訪日のメインは、米国で11月行われる中間選挙を控え
米国生産者代表から突き上げられたTPP日米協議の成果でした。

処がご存じの様な結果に終わり失敗でした。

今やTPP協定協議の推移は日本と米国両国の交渉如何に懸かって居ると
さえ言われて来ました。

何せ両国の取り引きが総取引の大半を占めるのだから、当然と言えば当然
ですね。

両国とも自国の産業の将来を賭けての交渉ですから下手な妥協は禍根を
将来に残すので真剣勝負です。

TPP日米交渉で一番問題になって居るのは農産物等重要5品目と自動車の
関税です。

その中で今一番問題になって居るのが豚肉の関税問題ですね。

我が国の豚肉の関税は低価格帯・中価格帯・高価格帯に別けられ今問題に
なって居るのは低価格帯の関税です。

簡単に言うとキロ当たり現在482円の関税が懸かって居るが米国生産者は
是をゼロにせよとの要求です。
オバマ大統領は是を来日時50円まで下げよと要求した。
日本は自国の豚肉生産の維持のために100円まで下げましょうと譲歩した。
是で米国では生産者代表とオバマ氏の間に溝が出来た。
日本側も50円までは飛んでもない事100円が限界との姿勢を崩しません。
是で益々紛糾する事となった。

因みに中価格帯・高価格帯の税率も関税をそれぞれ引き下げると日本側は
提示していますが、米国はあくまで関税ゼロの姿勢を崩さない様です。

日本側も50円は無理でも100円から引き下げると言う処までヤムを得ない
のではと言う声もあるがしかし其れには輸入急増防止のセーフガードが条件
としています。

米国側は其れでは関税撤廃しても意味がないと反発して居るとか。

お互い自国産業を守り、安全な食料確保にはトコトン話し合って欲しいですね。