現在原発の将来を握って居るのは原子力規制委員会と言っても過言ではない。
規制委員会のサジ加減で、原発再稼動や新しい原発建設が決まる。
現在原発再稼動安全審査は、16原発48基中11原発19基の安全審査申請が
出されて居ます。
その中で6原発10基が先行審査で中でも九電川内原発1・2号は最優先審査。
関西電力高浜原発3・4号機と大飯原発3・4号機先行審査。
北海道電力泊原発3号機等も先行審査となって居ます。
直ぐにでも安全審査が終了するかに見えたが起こり得るあらゆる事態に対応
出来る様に審査が厳しくなって次々と再稼動は先延ばしにされて居ます。
再稼動のキィーを握るのが原子力規制委員会です。
とりわけ委員長の権限は大きい。
今回原子力規制委員会の委員長代理と委員1名が9月に任期切れとなります。
政府は後任人事で新たな委員を選考し衆参議事運営委員会理事会に審議を
提示しました。
現規制委員長代行は電力会社に厳しい注文を出して再稼動を急ぎたい自民党
や電力会社から不満が出され、疎まれて居たとの事です。
その分原発反対派には強い味方でした。
今回政府が提出した後任人事は何れも原発推進派には有利な人事の様です。
色々問題多き人事の様にも思われますね。
今後原子力行政はどう動いて行くのでしょうね。
原発再稼動は?新しい原発建設は?・・・