日々好日

さて今日のニュースは

タイでタクシン派対反政府派抗争益々エスカレート首相更迭日系企業に影響

2014-05-08 08:35:23 | Weblog

我が国と同じ様な立憲君主国のタイは比較的友好関係で日系企業も数多く進出しています。

処がタイは軍事クーデターで従来の王制から立憲君主国になつたが、依然として昔の儘で変わりません。
クーデターを行ったタクシン氏は王制廃止を目指し次々と政策を打った。
是に対して王制派の反タクシン派は民主市民連合として対抗した。

タイはこの両派の争いで国政は政情不安となった。

政権もタクシン派から反タクシン派そして又タクシン派へ変わって行った。

その度大規模の抗議デモが起きて有るときは何週間もタイの国際空港がデモ隊に占拠され閉鎖された。
又国会が長期間占拠されたりして、内戦まがいの抗争に発展してきた。

タクシン派は、低所得者の支持が多く赤色の衣類等を着用し過激な抗議デモ等を行って来た。
是に負けじ劣らず王制派の市民連合も国内治安維持隊に守られて大規模抗議デモで応酬。

タイ政権はタクシン氏の操り人形と言われる妹のインラック首相となったが半年に及ぶ反政府抗議
行動で今回首相は更迭された。
が政権は依然としてタクシン派が継続するとの事で益々抗争はエスカレートする様だ。

今回インラック首相の失職は反タクシン派と言われる憲法裁判所が高官更迭人事を巡る訴訟で
引導を渡した事になった。

両派ともなりふり構わないドロ試合で益々タイ国政は混乱を極めて居ます。

是は日系企業1500社にも影響が出て来て、前の人災とも言われる水害被害による大打撃と共に
タイからの撤退、他の國へ移転等見直しをする企業も増えて来たとの事です。

何時までも政情不安なタイにしがみつくより、賢明な判断かも知れませんね。

 

 

 


日本政府独立国として多国籍支援本腰で拡大か?

2014-05-08 06:44:02 | Weblog

日本は今集団的自衛権行使容認で揺れ動いて居ます。

この問題は先日起きた西沙諸島沖での海中地下資源採掘で起きた中国海警とベエトナム警察
艦船の衝突事故や、フィリピン沖で中国艦船からフィリピンの船が銃撃された事件等とも関連
して、我が国も尖閣諸島問題を中国間に抱え、中国が強引に領土としてしまう恐れが出て来た。

現在中国はベトナムやフィリピンの軍事力を侮っての挑発とも取れますが、何時それが日本に
降りかかって来るか判らなくなって来ました。

兎に角中国は南シナ海は全て自分の領海と宣言してします。
地下資源が豊富でしかも自国の海域が拡大する事になりふり構わない中国共産党の方針は
近隣国に緊張を与えて居ます。

日本は日米首脳会談でオバマ大統領から尖閣地域は日米安保の対象地と言うお墨付きを
頂いたが、その代償も大きなものがあるのではないか?

日本も是までの様に他国のお情けに縋って行ける様な甘い環境に無いことが判って来た様で
安倍首相は強い日本の構築を目指し、独立国として権利を主張すると同時に義務を負う事を
宣言しています。

それが集団的自衛権の行使問題です。

友邦国が敵に襲われたら立ち上げって共に戦うこれが集団的自衛権行使です。

当然戦争に発展して巻き込まれる危険性が大きいですね。

でも国際的に自国の危ない時は助けて貰い相手が危ない時は知らない振りは許されませんね。
しかし戦争に巻き込まれるのは御免だ。

是が今日の争点の根底にあるのではないか?

政府は敢えて是に決断を下した様ですね。

安倍政権は国連決議に基づく多国籍軍への我が国自衛隊支援活動を、拡大する方向に検討に
入った模様。

流石に直接参加ではないが、戦闘中の他国部隊への燃料補給・医療支援を可能とする内容。

是は憲法9条が禁じる、他国による武力行為への協力として、禁止される活動ですが日本は
憲法解釈変更で次々と後方支援・復興支援・国連PKO活動等々の名目で自衛隊海外派遣を
行って来た。

イラク戦争で人道復興支援の名目で自衛隊派遣。
湾岸戦争時自衛隊ペルシャ湾機雷除去に協力。
国連PKO活動として、カンボジア・モザンビーク・ゴラン高原・東ティモール・ネパール・スーダン
ハイチ等への自衛隊海外派遣。
難民救済でルアンダ・アフガン・イラク等々
地震等の国際緊急応援でインドネシア沖地震等々
海賊対策でソマリア沖派遣。

数えれば限りが無い様随分自衛隊海外派遣が行われて居て現在もその一部は続いて居ます。

今回は是がおおっぴらに出来る様に検討しようと言う事です。

それだけ国際的にも日本の自衛隊活動は期待されて居るのかも知れませんね。

しかしそれだけ戦争に巻き込まれる可能性も増えて来たと言う事です。