政府は消費税増税後の4月の物価・生産・雇用等の統計を発表した。
その内全国消費者物価指数は103・0で前年同月比で3・2%もの
上昇であった。
この上昇幅は23年振りの大幅アップで要因としては、エネルギィー
価格上昇と消費税8%引き上げが大きく影響しています。
消費者物価指数は円安による輸入燃料の高騰で電気代が10・1%
ガス代が6・9%、ガソリン価格が6・4%アップしています。
又消費税増税で日用品・食料品・サービス価格も幅広く上がった。
単に消費税が3%引き上げられたと言う事でなくこの際一気に物価が
上げられたと言っても過言ではない。
家電等家庭耐久財が9・4%。洗剤トイレットペーパ等の家庭消耗品が
5・5%。生鮮食品を除く食料が4・1%。外国パック旅行が8・1%値上げ。
消費税5%から8%になり一世帯当たりの実質消費支出はマイナス4・6%
となり各家庭に大きな影響を与えています。
特に電気代・ガソリン代の大幅アップは応えますね。
増税による物価押し上げ効果は1・7%で、原材料等の高騰によるものが
1・5%と見られて居ますが、結構増税と同時に値上げもあるのでは・・・
因みに同時に発表された東京都区分の消費者物価指数は前年同月比で
2・8%アップでした。
九州は全国並みに消費者物価指数は103・0で前年同月比で3・2%の
プラスでした。