日々好日

さて今日のニュースは

いよいよ施行期限迫る特定秘密保護法監視機能はどうする課題山積

2014-05-04 08:55:10 | Weblog

昨年末に国の機密を漏らした公務員を重く罰する特定秘密保護法が成立公布され
1年内に施行が決められています。

今年の12月が施行期限となります。

この特定秘密保護法は戦前の治安維持法や軍機密保護法所謂スパイ防止法に
酷似し大変危険な悪法ではないかと叩かれたが、政府は強引に成立公布した。

問題にされたのは憲法が保障する知る権利を損なう恐れが有る事。
報道機関の報道の自由が規制される事。

等でしたが、政府は特定秘密保護法の乱用を防ぐ監視機関設置で充分対応可能
と言う説明で説得させた。

処がその肝心の監視期間は大半が官僚が占める第三者機関であったり、具体的
メンバーや権限が決まってない監視機関である事が判明しています。

政府は今年初め設置した有識者の情報保全諮問会議の助言を受けて特定秘密
指定基準等を決める方針で、夏までに政令案や運用基準案を作り意見を公募し
秋頃閣議決定する意向との事。

この諮問機関は首相から運用状況の報告を毎年受けて意見を述べる事になって居る。

他に政府は内閣官房に「保全監視委員会」と言う監視機関設置を計画して居る。
此処には独立公文書管理監と情報保全監視室を設ける事としています。
メンバーは官僚中心で謂わば自分たちの監視機関です。

一方国会に監視機能を持たせる動きもあって海外の監視機関視察をおこなったが
具体的に国会に監視機関設置には至って居ません。

この様な状況で国民を縛る悪法となる恐れが有るとされる特定秘密保護法はいよいよ
今年の12月から施行される事になりますね。

 


人工授精法制化か

2014-05-04 06:33:26 | Weblog

第三者の提供精子で非配偶者間人工授精等、生殖医療の法制化を検討して居る
自民党プロゼクトチームが4月に法案を纏めた事が判明しました。

法的には認められてない代理出産をどうするか?
第三者の精子・卵子提供を今後どう扱うか?

代理出産や第三者の精子・卵子提供等を認める事を法制化しょうと言う内容です。

都内にある不妊治療施設には精子提供者の個人情報のフアイルが保存されて居ます。
精子提供者は全員が大学の医学生で1回の提供で1万円が支払われるとか。

病院側から生殖医療に協力して欲しいと頼まれ殆どがアルバイト感覚で精子提供して
居るケースが多いとか。

一方で自分の精子で誕生した子供が親を知りたいと尋ねてくるケースも出て来て精子
提供した事を悔やむケースもあるとか。

又自分の子供が精子提供をした事を知った親が息子の精子を廃棄して欲しいと頼んで
来る事も出て来たとか。

今回はそう言った生まれる子供の出自を知る権利を認める事は、結論を先送りとなって
居るとか。

我が国の人工授精は60年前から行われて居て1万人以上が生まれたとされて居ます。

最近では卵子仲介を民間団体も活動を始め人工授精で生まれる子供が今後増える事
も考えれると言う。

しかし此は現在では法的に放任状態ですので早く法制化しようと言うのが狙いです。

特にヤヤコシイ結婚はイヤだが、子供は欲しいと言う女性も結構居る様で、単なる男性
との不妊治療とは別の思惑で人工授精を行うケースもあってどうするか?

親の都合の人工授精で生まれた子供の、知る権利は置き去りにされた人工授精法制化
はどうしても片手落ちの感じが否めませんね。

問題は多い様ですね。