内閣府が今年1~3月期のGDP速報値を発表しました。
それによると実質GDPは前期比で1・5%プラスでした。
このままの勢いで行くと年間換算で5・9%プラスとなる可能性が高いとか。
ただ今回は消費税増税前の駆け込み需要で個人消費が大きく押し上げられたのが
要因と云われ反動減が懸念されるとか。
政府等は反動減は折り込み済みで、夏に向けて立ち直りが期待されると楽観的だ。
しかしGDPの6割を占める個人消費は思ったより賃上げ少なく先行きが判らないとの事。
4月から春闘で賃上げが出来たが、消費税増税や年金掛け金引き上げ・保険料・電気ガス
料金値上げが給与のベースアップを上回って家計簿は苦しくなって来て居る。
これでは個人消費の伸びが期待出来そうにない。
又肝心の輸出についても製造業の海外移転続出や中国・新興国経済減速で急激な
増加は認められそうにないとの事。
内需・外需とも不安要因を抱えながら安倍政権が主張する「経済の好循環」をどう実現
するか?
其れは全て6月に発表される経済成長戦略に懸かって居るのかも知れませんね。