河口俊彦 2003年 飛鳥新社
きのうのつづき。「対局日誌」でおなじみの河口老師による「大山康晴論」。
あとがきによれば、二十年近く前から書こうとしていたそうで。
結局、待っていたことで、1992年に現役トップクラスのまま69歳で死ぬまでの、晩年の壮絶な戦いぶりも記録されることになった。
信用されなければダメだ、仲間から嫌われたらダメだ、といった棋界独特の感覚とか。
(信用ってのは、「あの人は強い」とか「あの人はミスしない」とか思いこまれることね。)
わがままを言ったほうが勝つ、相手に優越感をもつ、という勝負術とか。
なんで大山名人が強かったのかが語られています。
誰にでもマネできることぢゃないし、そーんなに魅力的なことでもないかもしれないけど(ときにドロドロの場外戦術があるわけだから)、技術的なことわかんないままでも、普通に読んで面白い本だとは思います。
きのうのつづき。「対局日誌」でおなじみの河口老師による「大山康晴論」。
あとがきによれば、二十年近く前から書こうとしていたそうで。
結局、待っていたことで、1992年に現役トップクラスのまま69歳で死ぬまでの、晩年の壮絶な戦いぶりも記録されることになった。
信用されなければダメだ、仲間から嫌われたらダメだ、といった棋界独特の感覚とか。
(信用ってのは、「あの人は強い」とか「あの人はミスしない」とか思いこまれることね。)
わがままを言ったほうが勝つ、相手に優越感をもつ、という勝負術とか。
なんで大山名人が強かったのかが語られています。
誰にでもマネできることぢゃないし、そーんなに魅力的なことでもないかもしれないけど(ときにドロドロの場外戦術があるわけだから)、技術的なことわかんないままでも、普通に読んで面白い本だとは思います。
