宮下あきら 2004年 集英社ジャンプ・コミックスデラックス
ジャンプの格闘マンガつながり。
ドラゴンボールと同じ時代に始まった『魁!!男塾』っつーマンガがあるんだけど。
これが、また、ジャンプお得意の、戦いのインフレーションマンガで。
つまり、どんどん必殺技を出して、登場人物たちは超人になってっちゃって。
一度戦った相手が今度は味方になってさらに巨大な敵と戦って、死んだとおもった者も生き返って、って感じ。
決して終わることのないジャンプおきまりのパターン。
で、それはいいんだけど、このマンガには、ときどき荒唐無稽な技とかの解説として、「民明書房」って出版社から出ている書籍が参考文献として挙げられていて、まことしやかっぽく引用がされてるというギャグがある。
もちろん民明書房も、その出版物も架空なんだけど、そのバカバカしさが面白いんで、当時の私たちのあいだでは、マンガのストーリーそのものより、この部分がウケたりしてた。
「魁!!男塾」の単行本は持ってないし、いまさらあまり読む気にもなんないんだけど、何年か前にこの本を古本屋で見つけたときは、よくまあ作ったもんだ(感心・関心)と思って買っちゃった。
ちなみに、民明書房は、1926(大正15)年に、大河内民明丸氏が東京神田において創業したとされている。(集英社と同じ。)
どんなことが書いてあるかというと、たとえば以下のようなもの。
>【医学的見地より考察した中国拳法】(引用者註:これが書名)
>「體動察」(たいどうさつ)
>肉体には、運動を起こす時 大脳から意志を伝達する運動神経の 中継機能をもつ體動点(たいどうてん)がある。
>この全身に張りめぐらされた 體動点の変化を見極めることを 憲法に応用し 完成させたのが體動察である。
>ちなみに、目の回りには 特に體動点が集中し 古来より諺にある「目は口ほどにものを言う」というのは このことを証明するものである。
>(第五章「運動神経より探る拳究」より抜粋)
…こういう、大ウソ、けっこう好きです。
ジャンプの格闘マンガつながり。
ドラゴンボールと同じ時代に始まった『魁!!男塾』っつーマンガがあるんだけど。
これが、また、ジャンプお得意の、戦いのインフレーションマンガで。
つまり、どんどん必殺技を出して、登場人物たちは超人になってっちゃって。
一度戦った相手が今度は味方になってさらに巨大な敵と戦って、死んだとおもった者も生き返って、って感じ。
決して終わることのないジャンプおきまりのパターン。
で、それはいいんだけど、このマンガには、ときどき荒唐無稽な技とかの解説として、「民明書房」って出版社から出ている書籍が参考文献として挙げられていて、まことしやかっぽく引用がされてるというギャグがある。
もちろん民明書房も、その出版物も架空なんだけど、そのバカバカしさが面白いんで、当時の私たちのあいだでは、マンガのストーリーそのものより、この部分がウケたりしてた。
「魁!!男塾」の単行本は持ってないし、いまさらあまり読む気にもなんないんだけど、何年か前にこの本を古本屋で見つけたときは、よくまあ作ったもんだ(感心・関心)と思って買っちゃった。
ちなみに、民明書房は、1926(大正15)年に、大河内民明丸氏が東京神田において創業したとされている。(集英社と同じ。)
どんなことが書いてあるかというと、たとえば以下のようなもの。
>【医学的見地より考察した中国拳法】(引用者註:これが書名)
>「體動察」(たいどうさつ)
>肉体には、運動を起こす時 大脳から意志を伝達する運動神経の 中継機能をもつ體動点(たいどうてん)がある。
>この全身に張りめぐらされた 體動点の変化を見極めることを 憲法に応用し 完成させたのが體動察である。
>ちなみに、目の回りには 特に體動点が集中し 古来より諺にある「目は口ほどにものを言う」というのは このことを証明するものである。
>(第五章「運動神経より探る拳究」より抜粋)
…こういう、大ウソ、けっこう好きです。
