かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

面白いほどよくわかる般若心経

2007年01月19日 | Books

昨日は、無断で、お休みした。昔の上司との会だった。この方、これ以上の人はいないぐらいのすばらしい人なのだが、あえて難点をひとつ言えば、お酒を飲みながら話を始めると終わらない。歌も歌わず、ひたすら飲んで、話して、皆で笑う。年を重ねても、変わらない。
私は、2時で失礼したが、その方は、それからまたどこかのラーメン屋に消えていった。

本屋に行くと、宗教関係の本が増えているような気がする。その代表格が、般若心経本。たくさんあって迷うが、まず、学校で習ったように、基礎から学びたい人には、面白いほどよくわかる般若心経がいいのではないか。CDまで、ついている。
この本は、高校時代の漢文か古文の本のように、一字一句丁寧に説明してくれる。解説や、背景説明などもわかりやすい。
それで、極められるわけではないが、そこから、各人の解釈にはいっていくと、安心感があるし、わからなくなったら、また基本に戻ればいい。
262文字の世界だが、その奥深さは、無限大。一言一言に、すごい重みがある。
262文字を4文字まで、集約(PICK UP)すると、無常・無我かなとも思う。勿論、色即是空でもいいし、不垢不浄でもいい。迷った時に、帰る言葉が、般若心経の中に、きっと見つかるはずだ。
この般若心経を翻訳した玄奘(三蔵法師)は、スーパー僧としかいいようがない。インドから、かけがえのない宝物を命がけで持ち帰り、我々に伝えてくれた。彼が、いなかったら、今の仏教(特に大乗仏教)は、なかったかもしれない。

明日から、センター試験。我が家も巻き込まれる年となった。雪はなさそうなので、よかった。無有恐怖(むうくふ)。

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