かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

厚木飛行場

2007年01月27日 | Yokohama ( Japan )
今日は、今年二回目のゴルフ。スコアはともかく、日中は、春の陽気で、最高のコンディションだった。
綾瀬市と大和市と藤沢市にまたがっているところにあるゴルフ場だったが、隣が厚木の飛行場。恥ずかしながら、厚木の米軍基地を見るのは、始めてだった。すごい場所に、すごい施設が確保されている。中には、米軍用のゴルフ場もあるそうだ。

空軍機の発着数は、減ったとのことだが、とにかくすごい爆音。発着時は、会話もまったくできない。もちろん、民間機の音もすごいのだろうが、こんな間近で、接する機会は少ないから、驚いてしまう。住民の方々は、本当にたいへんだと思う。防音窓設置のために補助金が出るそうだが、それで、防ぎきれるものでもないだろう。

ここには、確実に、戦後が残っている。

マッカーサーが、戦争が終わって、厚木空港に来たのが、1945年8月30日。その後、横浜のホテルニューグランドに、しはらく滞在した。当時、マッカーサーが2EGGSの目玉焼と注文したら、1EGGの目玉焼きが、午後にやっとでてきた(卵が入手できなかったほどの状況だった)という逸話もあるが、それから、62年後の今日も、厚木基地は、米軍に使用され続けている。
もちろん、これは、日本の防衛のためでもあるのであるが、地元の方々(沖縄の方々はもっと)の気持ちは、いかほど複雑か。韓国は、街中の米軍基地を(いいか悪いかを別にして)、追い出した。
防衛問題を論じる時は、まずは、あの爆音を、住宅地の真ん中で聞いてから始めるべきだと思う。
コメント
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