今回のシンガポールでの一番の驚きはSingapore Grand Prix シンガポール・グランプリの準備が着々と進められていたことだ。
何せ、シンガポール初(マレーシアからの分離前には行われたこともあったようだが)、それも街のど真ん中(東京で言えば、お台場、霞ヶ関、銀座をぐるぐる回るようなもの)、しかもF1初の夜間レースということで、ワクワクドキドキ?の企画なのだ。
チケット入手と、ホテル確保は、すでに相当困難になっているらしい。隣のマレーシアのジョホールバルのホテルの値段も、普段の3倍と聞いた。
今日は、9月28日のレースの直前レポート。見に行く予定の人は、必読。こっちでは、TV放送するのかな?
レースは、まず上の写真の、フライヤー(観覧車)の下に新しく作っているスタンド前から始まる(右から左にスタートする)。
そして、このホテルやショッピングセンターが立ち並ぶマリーナ地区を、右(フライヤー方向)から左(エスプラネード方向)へぶっ飛ばし、一番左に見えるビルの手前で、左折。
そして、このイギリス統治時代の行政地区前を(右から左に)ぶっ飛ばす。シンガポールの中でも、最も歴史を感じさせる地区だ。ちなみに、道路の上方に見えるのが、道路を照らすライトである。
この歴史のある橋は、時速何㌔で通過するのか。細いし、曲がってるし....橋を渡った所で、左にUターン。
そして、マーライオン公園の近くをかすめて、今度は、この新しい橋を通って(手前から向こうに)マリーナ地区に戻っていく。ここはスピードが出そうだ。ここでスピード出さなければ、いつ出すんだ?
マリナ地区の入り口にあるエスプラネードの奥を右折し、マリーナ地区をフライヤー(観覧車)目掛けてぶっ飛ばす。ここは、エスプラネードを右折して、マリーナ地区に向かって、アクセルをふかす所だが....こちらの方に....
ここで、またコの字形に曲がって(上の写真は、手前から右に曲がる所)、海に面した観覧席の前を通過。この写真が、Grand Prix コースをかなりカバーしている。
そして、フライヤー(スタート地点)に戻るというコース。
どこで、スピードを出すのだろうと思われるぐらいの曲がりくねったコースだが、そこはプロ。でも時速300kmなんかとても出せそうもないと思うのだが。防護壁も作られていたが、役に立つのだろうか?
いずれにしても、娯楽の少ないシンガポール市民の話題は、このGrand Prix でもちきりだった。