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今日は、午後、今年初めて活動。
日本橋高島屋で開催されている”川瀬巴水”展に行った。
正直、全然これまで知らなかったのだが、NHKの番組で、感銘を受け、初日に行った。
同じような人が多かったらしく、すごい人気。
見てみると、すばらしい。
大正から、戦後まで、日本の美を見事描き出している。
構図のすばらしさもさる事ながら、対象の範囲の広さ、色合いの美しさ、まさに日本人にささる版画だ。
下絵の肉筆画、スケッチノートも展示されていて、どのような苦労を経て、これらの作品群が残されたのかがわかる。
宮城県出身のものとしては、東北絡みの題材も多いのも、うれしいところ。
写真の増上寺の版画など、9枚の版木を使用し、42度刷りであったという。気が遠くなるような、手数をかけて、この作品群がある。
NHKで紹介されなければ、行かなかった展覧会だが、日本人には、絶対お勧め。
素晴らしすぎる。