今日の日経のトップニュースには、びっくりした。
FTが売りに出てることは知っていたが、まさか日経が買収するとは。
報道によると、新聞の発行部数は、日経が既に、圧倒的世界一。そういった意味では、順当な買収ということとも言えるのだが。
デジタル版の分野では、日経の購読者はまだ少ない。
日本は、こんなに、スマホが普及しているのに、まだ新聞購読者が断然多いことを示している。
本書は、AMAZONで見つけて、ゲット。
ユニークな本と言っておこう。
絵はすばらしい。写実的な部分と、デフォルメされた部分が、うまくミックスされている。
2人が、絵を担当していて、途中、アニメチックな部分もあり、アクセントを加えている。
メイキングまでついていて、どのようにデザインをブラッシュアップしていったかがわかる。
漫画というよりは、アート作品に近い。
帯によると、映画化も検討されているという。
ストーリーの方は、かなりクセがある。
ブライアンエプスタインの、明の部分と、暗の部分が、デフォルメされ描かれる。
世の中、ビートルズをビッグにした功績面が強調されるが、その印象からすると、影の部分を強調していると言えるだろうか。
日本語訳のせいかもしれないが、ちょっとセリフが多く、読み進むのに時間を要する。
この辺も、普通の漫画と違うところだろう。
世界での公演活動を一生懸命アレンジしたところをもっと触れて欲しかったかな。
特に、あの時代に、アジアツアーを敢行したことは、我々日本人にとっては、彼の一番の功績かもしれないからだ。
ビートルズファンと、漫画家、アーティスト志望の方にお勧めできる。