4月は、結構、コンサートに行く予定がある。
キース・エマーソンは、残念ながら、彼の死で、キャンセルになってしまったが、今日は、Beach Boysの、Brian Wilsonの、コンサート。
全く初めて、と言っても、そんなに来日してないから、初めての人も、結構いただろう。
映像で見てたから、想像はしていたが、足腰が弱っているようで、キーボードを前にして座ったまま。
時々手振りは入れるが、表情もあまり変えず、淡々とショーを進める。
前半は、Beach Boysのヒットパレード。
大人数のバンドで、結構凝った曲も多く、ハーモニーを揃えるのがたいへんそう。
バンドメンバーが、入れ替わりで、メインボーカルを務めるが、Brianに対するリスペクトを、忘れない。
しかし、知ってる曲の多いこと。我ながら、びっくり。
元Beach Boys のアルジャーディンと、ブロンディチャップリンがやはりよい。
アルジャーディンの息子のマットジャーディンは、Brianと掛け合いのように歌い合う。
20分の休憩をはさんで、Brianソロの作品と言っても良いPet Soundsの、全曲制覇。
このコンサートの目玉だけあって、流石に完成度が高いが、皮肉なことに、Brianのソロパートが、中井君じゃないけど、一番はらはらする。
このアルバムが発売されたのは、今からちょうど50年前。
23歳の時。今、73歳!
ビートルズのラバーソウルの影響を受けたといわれるが、ビートルズは、Pet Soundsの影響を受けて、サージェントペパーズを、完成させた。
その影響は、明白。
サーフィンUSAの影響を受けて、と言うかパロッて、Back in the USSRができたが、ポールは、まだコンサートで、歌ってる。
まさに、ロックが、進化を続けていた時期の、刺激し合った2グループだった。
この完コピは、やはり凄かった。
アンコールは、ビッグヒットパレード。
総立ちで、大盛り上がり。
これでもか、これでもかと、ビッグヒット曲が、続く。しばらく聴いてなくても覚えているのだから、相当流行ったことは、間違いない。
Brianは、その後体調を崩したり、グループが分裂したり、くっついたり、低迷期が、続いた。グループも分裂したままだが、こうやってソロでバンドを組んで、来日してくれた。
soldoutではないようだが、少なくとも、1階席は、満席。
クラシックロックファンは、マスト!