今日は、風祭東さん主催の、ホワイトアルバム50周年企画だった。
昨年から企画していたそうで、執念の企画。
ホワイトアルバム発売50周年の、まさにその日にやるのだから、凄い。
立ち見も多数で、超満員。
出演者は、本企画のために集まったメンバーで、最初はやや硬かったが、中盤からのって来て、凄い迫力になった。
ポールの歌は、もちろんポールより上手いと言われる伊豆田洋之さん。風祭さんとピカデリーサーカスというグループをやっていたこともある。
風祭さんとのダブルベースは、根岸孝旨さん。
ベース(リッケンバッカー)も、セミアコ(エピフォンカジノ1961と1963)も、被りまくり。特に、カジノは、その3年だけ作られたスモールネックというタイプだそうで。
ギターは、葉山たけしさん。ジョージになりきれたか。
ドラムは、小田原豊さん。リンゴと違って、自分は、右利きだという事に、映画を見て気づいたと言う。
キーボードは、友成好宏さんという布陣。彼はビートルズのポスター欲しさに、東芝の冷蔵庫を買った。
それぞれのビートルズ体験を語ってくれたが、私のと近い。
必ずしも完コピではなく、日本語で歌ったり、ベースや、ギターソロを長くしたり。
ただ、LPの片面中には、MCを入れないアナログ世代ならではのこだわり。
アレンジも楽しめた。
主に、風祭さんと、根岸さんでアレンジしたらしい。
ゲストが凄くて、ムーンライダースの鈴木慶一さん。脱力感満載の迷演奏。
ROLLYは、強烈。
フレディマーキュリー風のどぎつい出で立ちで、ホワイルマイギターと、ヘルタースケルターで、観客の度肝を抜いた。
あんなに凄かったっけ?
FIDDLING LEONAさんは、紅一点で、バイオリンやパーカッションと、コーラス。
三宅伸治さんと、佐々木健太郎さんは、まさにカッコいいボーカルで観客を魅了した。
DJ. TOYO-P氏は、開演前の音響と、ナンバー9。
サウスポーの少年ギタリストが、ポールでも間違える、ブラックバードを完全に弾きこなした。
アンコールは、3曲だったが、最後は、風祭さんの愛をテーマにしたオリジナル。
出演者、観客共に、完全燃焼のイベントだった。
出演者が、同年代中心なのも、嬉しかった。