本書は、書店で見つけた。
古墳めぐりも続けている私にとっては、ぴったりの本。
白洲さんのお子様である白洲信哉氏と、文筆家である泰まゆなさんとの対談形式だが、メリハリの聞いた内容で、たいへん面白い。
特に白洲正子さんの薫陶を受けた信哉さんの日本の歴史、文化に対するご意見は、もっと声を大にして言いたい内容のものが多い。
古墳は、行っても山があるだけという感じもするが、やはり行ったことがあるのとないのとでは大違いで、本書で、行ったことがある古墳についての記述は、思わずうなずいてしまう。
実際古墳に足を運んでの対談だから、リアル感も高く、古墳めぐりを楽しみたい人にはうってつけ。
取り上げた古墳の内23については、図録風に紹介されている。
その図録に沿って旅をするのもいいだろうが、全国に散らばっているので、なかなかたいへんかもしれない。
私は、かなり回っているので、残すところは、大阪・兵庫近辺。
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