今日は、第三回、私には初めての桑田佳祐さんのひとり紅白に行ってきた。
みなとみらいはすっかりクリスマスモード。
入場には、身分証明書の提示が求められる。
謳われているケースはこれまでにもあったが、実際提示したのは初めて。
なぜか爆笑問題の花があるが、イベントが始まったらその理由がわかった。
大人気のパネル。
映り込みごめん。
入場者全員に配られたご祝儀復路。
実際の中身は、パンフレット的なものになっている。
3階席だったが、一番前列で、のんびり楽しめた。
そもそも入場券をゲットできたのがラッキーだったみたいで、ライブビューイング落選の悲報がネットで飛び交っている。
今日は、公演最終日で、ライブビューイングの他、WOWWOWでのクリスマスの放送が決まっている。
このライトが、盛り上げるタイミングになると、様々な色に輝く。
ポールのコンサートで経験済みだけど、進歩したか。
前置きが長くなったが、本編の感想はと聞かれたら、まさに圧巻。
基本的には、紅白歌合戦のパロディーなのだが、1曲1曲が、選曲でも演奏でも歌唱でも演出でも、練りに練ったものになっている。
こんな完成度の高いものとは知らなかった。
60曲近く、4時間近くの公演だから、歌詞の間違いは若干あったが、その他は完璧。
桑田さんがこんなに歌がうまいとは(失礼!)。
昭和から平成への名曲を桑田流に解釈して、見事歌い上げた。
まさに渾身のパフォーマンスと言える。
途中、サザンが出てきて、寸劇+スマップ、ドリフの楽曲を歌ったが感涙もの。
とにかく世代が一緒なので、はまりまくってしまう。
今の紅白は、面白くなくなったと言われるが、本公演で取り上げられた楽曲は、紅白が人気絶頂の頃の楽曲で、今更ながらすばらしい歌がたくさんあったことを再認識させられる。
面白くなくなったのは、日本で流行っている曲の魅力が低下したことが、根本的な原因であったことがわかる。
このひとり紅白の楽曲だったら、間違いなく視聴率は上がるだろうが、残念ながら、本人が歌える曲は、半分もない。ほとんどが、亡くなられた方の曲だ。
近時、心に響く曲が減ったのか、時代が変わって響かなくなったのか。
とにかく本公演で、取り上げられた楽曲は、心にささる曲ばかりだ。
もちろん、いろいろご不満もあろうが。
私は、森進一(冬のリビエラ等)や、寺尾聰(ルビーの指輪等)は取り上げて欲しかったところだが。
感動の一夜だった。
興味のある方は、クリスマスのWOWWOWで。
今夜が、AAAの活動も、ひとり紅白も完結という。
是非、次のわくわくする企画を!
来年は、久しぶりにサザンとしての活動だそうで、楽しみ。
もし行けたら、85年の西武球場以来。33年前?