
本書は、本屋で見つけたのだが、河出さんのムックということで即ゲット。
執筆陣も豪華で、学術的なものから、詩的なものまでバラエティに富んでいて面白い。
私のような初心者には、まずは、学術的な情報ねらいなのだが。
ジミヘンは、活躍した期間が短くて、スタジオ録音のアルバムは少ない。
ただ、本書を読むと、ライブ音源は、多く、凝りだしたらキリがなさそうだ。
それから、びーあのブライアンエプスタインのような、マネージャーに恵まれず、ずいぶん損をして、命まで、縮めてしまった。
ただ、音楽の質へのこだわりは凄かったようで、その音源が、今回のスペシャル版で披露されているらしい。
評判的には、イマイチなので、ゲットはしないが、本書を読むとジミの波乱万丈の行き方が浮かび上がる。
今、フレディーが評判だが、ジミのギタープレイの凄さを知っているものにとっては、その功績は、フレディに劣らない。
貴重なのは、ディスコグラフィー。
あまりにも乱立していて、よくわからかったのだが、本書では、適度にまとめてくれている。
全部ゲットするかは別にして、ライブの主だったものについては、制覇していきたい。
早世したので、3大ギタリストには入っていないが、その親分格として、カバーされることも多い。
随筆的な評論は、初心者の私には、Too Muchなのだが、評論のところは、たいへん勉強になった。